内容説明
犯罪学科の特別講師としてコロンボが大学に招かれた。その講義中、地下駐車場で法学部の教授が射殺されていた。現場の近くに落ちていた奇妙な薬爽と、研究室に捨てられていたフェニックス行きの航空券…。教授の身辺を洗ううち、コロンボは二人の学生に疑惑を抱く。コンピューターに仕掛けられた殺人トリックの謎とは。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
サンダーバード@読メ野鳥の会・怪鳥
71
一人コロンボ祭継続中。刑事コロンボシリーズ第56話。これも新シリーズ。今度の舞台はなんと大学。コロンボ警部が犯罪学科の特別講師として招かれた。その講義中に大学で殺人事件が!ドラマの放映は1990年。コンピュータのハッキングや、ゲーム感覚で殺人を犯す犯人。コロンボシリーズもずいぶんと時代が変わったなぁと思わせる一作。「いやいや、あたしは動機のある殺人が専門でして、動機の無い殺人が横行したらお手上げで失業しちゃいます。」といいながらも今回も名推理。策士策に溺れるというお話でした。★★★+2016/04/11
yasu7777
2
★★★☆☆ 練馬2862-1952021/06/06
マコト
1
古本屋にて購入。小説で読んでもテレビドラマと変わらない雰囲気が良い。あとはチリビーンズがおいしそう。(10)2022/04/24
がんもどき
1
今回はコンピュータを使った犯罪だ。ドローンもどきの遠隔操作するラジコンや、車の電子キーなど今では常識になってるアイテムが登場する。いつものコロンボ通りというか、犯人が事件を誤誘導しようとして逆に墓穴を掘り、そこをコロンボが突いてゆく。最後の逆転は見ていて面白かった。2020/05/01
翼
1
コロンボの小説では日本関連の話題がたまに出てくる、少し時代が新しければ中国関連が多くなってたのかも。出版された年辺りのレーカーズ対クリッパーズの試合は守衛役が欲しがる場面を出すほどの魅力があったかな?2016/09/30