出版社内容情報
おいしくて可愛くてほっこりする和菓子と、箱や包み紙、お茶、レシピ、雑貨など和菓子回りの様々なモノを図鑑形式でキュートに紹介。
内容説明
和菓子と和菓子回りのさまざまなものから、「美味しい」「可愛い」「楽しい」「なるほど」を集めた。全174項目。簡単レシピ付き。
目次
赤福餅
揚げ饅頭
朝顔
阿闍梨餅
あぶり餅
安倍川餅
甘納豆
鮎
飴
あられ〔ほか〕
著者等紹介
君野倫子[キミノリンコ]
着物、和雑貨、歌舞伎、和の文化などを中心とした文筆家。着物スタイリスト、着物や和雑貨の企画プロデュースを手がけるプランナー。着物、手ぬぐい、歌舞伎、和菓子など、古き良き日本文化を現代の感覚で楽しむことを提案している。2010年に拠点をロサンゼルスへ移し、日本文化を海外へと紹介する活動を続けている(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
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感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
ハミング♪♪@LIVE ON LIVE
100
ホンマに「わくわく ほっこり」した♪和菓子がメッチャ食べたくなった♥可愛い表紙に美しい写真、知らなかったお菓子や趣ある和菓子にまつわる道具、素敵なお店や楽しい催し物など、読んでいるだけで、楽しい☆この本片手に和菓子巡りをしてみるんもええねぇ♪色んな情報が載ってるのに、全然ゴチャゴチャしてへんし、読み飽きひんように、所々に和菓子関連の雑貨や本・包み紙などを紹介してんのもよかった☆色んな意味で、ときめきまっせ!2013/03/19
ちはや@灯れ松明の火
74
華やかな、けれどやわらかい色彩と形、ほんのりと口の中に広がっていく甘み。季節や景色を目で味わってから食べるという発想は風流でありながらかすかな貪欲さを感じる。黒砂糖の羊羹の上に散らばる薄紅の花は満開の夜桜、寒天の水面越しに漂う金魚が運ぶ涼しさ、耳と赤い目をつけるだけで愛らしいうさぎが手品のように現れる。職人の仕事を感じる木型の彫りの繊細さ、中身に負けぬ味わいのある包み紙、本物と間違えてうっかり食べそうな入浴剤やキャンドル。ただかわいいだけじゃない、長い時を経て、多くの人が磨き上げてきた作品がそこにある。 2013/02/12
あじ
66
私が知る和菓子は氷山の一角であった。打ち出の小槌を振るように頁を捲ると、出てくる出てくる垂涎ものの和菓子。その数150種強にのぼる。甘いものに目がない私は、お取り寄せする算段でメモを取った。がしかし、洋菓子と違って和菓子は季節感が強い。"季節限定"の文字が結構見受けられた。野菜や果物の流通が平年扱いとなっても、春夏秋冬の習わしを風流と共に伝える和菓子は潔く格好いい。私は上生菓子を好んでいる。季節の花々がガラスケース越しにおしとやかに咲く姿を見て、日本人が持つ繊細な感覚を呼び覚ましている。2014/09/05
kaizen@名古屋de朝活読書会
50
#短歌 #感想歌 #あられ あられなら三色あられ作り方実家三重県手作りだって 青のりとくちなし食紅しょうゆえび三重の食材はいっているし2017/04/07
よこたん
46
目で楽しみ舌で楽しむ、かわいくて美味しい和菓子をぎゅっと集めて見せてもらっている感じがいい。上生菓子から干菓子、お餅、饅頭、おかきに飴まで、色とりどりで可愛い形で、飽きることがない。道具や器、和菓子にちなんだグッズも欲しくなる。様々な食感が楽しめそうなあんみつ羊羹、れんこん菓子「西湖」、パンダのお饅頭を食べてみたい。水鳥・千鳥・小鳩・都鳥…鳥をかたどったお菓子が思いのほか多いのは、飛び立つ姿の縁起の良さと、季節の移り変わりを感じさせてくれるからだそう。和菓子屋さんの包み紙の美しさにため息が出てしまった。2017/02/05