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感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
karatte
13
デビュー作「ジュン子・恐喝」所収の初期短編集。伝奇テイストは皆無で、星新一や世にも奇妙な物語をコミカライズしたような不思議な話が雑多に並んでいる。未来、サハラ砂漠、会社員の日常とあらゆる舞台にシュールな味を投げかけ、淡々と話を進めるその様は実に職人的。朴訥な絵柄も手伝って駆け出しの若手とは思えぬ老成さが漂う。にしても一番不思議なのが、ラストに収録された「ジュン子・恐喝」が、先生独特のあの筆致に最も近かったこと。デビュー作で既に完成の域にあったとは。もう老成なんてレベルじゃない。時空を超えている。 2024/01/10
あさひ
11
どちらかと言うとナンセンス系が多いかな。 むかし死んだ男の話は純文学の匂いがした。2020/08/11
えすてい
4
むかーし父の書棚から取り出して読んだけど、今思うと笑うに笑えないシュールさだった覚えがある。正直、「怖い」とも思ったりもした。
千利休
2
サバ缶!天才!2021/04/19
Hiroki Nishizumi
2
初期の作品集なのでイマイチなものや浅いものも含まれる。それでもその後につながる萌芽が感じられるのは気のせいか・・・・2016/06/19