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感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
かんやん
17
初読みの漫画家の自選SF短編集(87年)。この方は大英博物館で、ちばてつや・中村光と共に作品が展示されたそうで、いくら三世代といっても、なんか無茶苦茶な組合せだな、と。それにしても、『聖☆おにいさん』とか、ロンドンっ子が読んで面白いものなのだろうかと、首を傾げざるを得ない。イラストのみの展示なのか。話がそれてしまいましたが、内容は、なんというか、無駄に壮大で、ありがちなような。「冬の惑星」とか「グイン」とか、まんま。絵も残念ながら好きになれないですね。2018/05/07
hibimoriSitaro
2
再読。1987年6月初版の2001年4月8刷。祝けもフレ3サーベルタイガー実装(これもか)。先に発掘したMF文庫に同じ。やっぱり「サージャント」が一番いいな。ISBN13桁のバーコードを印刷した紙片が裏表紙カバーにべったり糊づけされており,今も昔もこんな手間を掛けさせられる出版社には同情する。2021/03/05
龍國竣/リュウゴク
2
自選のSF傑作集。この短編集には、当時の情報から考えうる未来や過去の予想図に加えて、ある思想のようなものが注ぎ込まれている。それが、繊細な描写によって生きてくる。一言で表すと、儚さが物語の根底にある。雄大な宇宙や自然との対比が存在する。2012/03/19
hirokazu
0
読んだのは1981年刊行の「アクション・コミックス」なのだが、さすがに古すぎて検索にかからず、やむなくこちらで。こちらは1981年版に「クォ・ヴァディス」を加えた作品集らしい。雑誌掲載は1980~81年。世はSFブーム(「ヤマト」「未知との遭遇」「スターウォーズ」「ガンダム」etc・・・)のまっただ中だったが、私のような「にわかSFファン」から見ても、この人の作品は他の人とは違う・・・と感じられたものだ。40年経っても十分新しい。2020/06/04