アクションコミックス シャーロッキアン！ 〈３〉

池田邦彦

双葉社（2012/04発売）

• サイズ コミック判／ページ数 190p／高さ 19cm
• 商品コード 9784575840643
• NDC分類 726.1
• Cコード C9979

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

[月子]

巻末の歴代のホームズ（映像化）の話もなかなか興味深かったです。 こんなにたくさんあるなんて！

2017/08/10

[ぐうぐう]

『シャーロック・ホームズ』が、寅さんでなく、成長する物語であったのと同じように、漫画『シャーロッキアン！』も、登場人物の関係が進展する。車教授と愛里は、ホームズとアイリーンの関係を模倣しながらも、『ホームズ』に秘められた謎を解くごとに、一歩一歩近付いて行く。謎解きが事件を解決するだけではなく、人と人との関係を溶かしていくことが、『シャーロッキアン！』の魅力だ。

2012/08/21

[Kanae]

こ、これは急展開……でも、ハッピーエンドで良かった。先生は理由あるヘタレを返上しましたし、いつも気遣いで黙っている感情を意識朦朧で言っちゃうちょいヤンデレ原田君も良かったけれど。これで完結ではないのか。よりくっつくペースはもっとゆっくりでいいけど、ちゃんといちゃついて欲しいジレンマ。それにしても表紙の原田君にはちょっとびっくりした。移動梯子にミニスカで胸のあいた服とはこれ如何。

2013/03/20

[ぽま]

正典論題自体も恋愛関係に大きく傾いた一冊。個人的にアイリーンは正典中で最も好きなキャラクターなので、「実は死んでいない」とする説には賛成したいところ。しかし、"the late"を「旧姓」と翻訳するのは、かなり力業であると言わざるを得ない（実際、ネイティブはまず「故」の意味で取るはずであるし、英語圏の彼女主軸のパスティーシュ作品では、その「死」の記述を何らかの理由で強引に打ち消して始まる作品も少なくない）。…と全力で突っ込んでしまいましたが、この巻でようやく車教授と愛里がくっついたので、良しとします！w

2012/10/22

[izuru youichi]

最終回かと思わせるようなラストだけど、巻末に「今秋掲載予定４巻をお楽しみに」とあるので、一区切りついた感のあるここからどう再開されるのか楽しみ。

2012/05/06