感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
sin
71
マイペースで他人の思惑を気にせず思うところをストレートに実行する自由奔放な規則破りの名人。楽天的、人なつこくて誰にでもすぐ心を開くが仲間はずれをとても恐れるさみしがりや、変わり身が早く考えが柔軟な実用主義者で夢は追わない。遊び好きお祭り大好き人間、恋多くして失恋の傷手が残らない。おひとよしでだまされやすく鈍感で察しがわるく態度や行動にケジメがなく物事をやりっぱなしにする。悪のりでズッコケルことあり事故多し、大ざっぱでミス多く人間関係に対して鈍感、無神経で浪費家、ギャンブルで財産をつぶす恐れあり…B型(笑)2021/03/18
へくとぱすかる
57
「親分、てえへんだ!」。あの定番・恒例・お約束のシーンから、こんなに爆笑のヴァリエーションが生まれるとは! 圧巻なのは「三十七」。堂々16コマ続くギャグは、腹が痛くなるほど笑える。読むのが電車の中でなくてよかった。「ののちゃん」だと、さすがにここまで過激なギャグはやってない。前作のパターンを受けて変化させるとか、連作として笑える要素がまた楽しい。文庫カバーは実は穴があいていて、平次の顔だけ見えている。カバーを外すと、思いがけないイラストが。これは見事な仕掛け。新書版の姉妹編も読みたい。2021/03/16
夜勤中の寺
57
いしいひさいちによる、1冊まるごと銭形平次のパロディ漫画。気楽に楽しめて笑える。いしいひさいちの漫画、最近の作は時にわかり辛いものがあるが、たまには考えオチも良いものである(私はいしいひさいち贔屓)。冒頭の平次が出発する際の、妻おしずが火打石を打つシーンのパロディは、もう今の子にはわからないかも知れない。時代劇がNHKだけのものになった現在。昭和が遠くなると、江戸時代も遠くなるのだ(たとえ民放の時代劇の時代考証が出鱈目であろうとも)。国民の知的水準が上がると共に、国民の共有財産が減っている、とも言える。2016/05/28
いつみ
2
ダジャレスパイラル?!笑うしかないw2013/04/08
KJ
2
いしいひさいち最高 ホームズも凄いが平次も凄い2011/09/02