内容説明
70年代中頃に日本中を席巻したスーパーカーブーム。その代表的な23台の秘められたプロフィールを詳細にリポートし、スーパーカーというキカイの本質に肉薄することを試みた唯一無二の“幻の名著”、ついに文庫化!かつてスーパーカー少年だったすべての中年たちとラディカルなクルマ好きは必読すべし。
目次
シンクロニシティ
欠陥
汝、Tを侮ることなかれ
ルールブックの神
幻のランボルギーニ
生き残り作戦
革命
正義VS商売
復讐
ゴシック〔ほか〕
著者等紹介
福野礼一郎[フクノレイイチロウ]
1956年東京生まれ。自動車設計・生産技術・材料力学などに精通する自動車評論家。クルマのみならず、航空機、兵器、などにも造詣が深い
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感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
文章で飯を食う
9
三読目。歯切れの良い文章。福野礼一郎の本は私の風邪薬だ。2017/01/08
文章で飯を食う
6
何度めかだが、おもしろい。2018/11/26
文章で飯を食う
5
スーパーカーって、道具としては、割と適当な作りだったのですね。それに、物理法則を超えられないとの説明は目からウロコ。ミッドシップだから何でも良いのではなく、逆に条件が厳しくなるのだ。2010/11/21
文章で飯を食う
4
再読なので、新しい情報無し。前回が面白過ぎて、きれいに頭に入ったってことか。ただ、福野礼一郎の文章が読みたかったのだ。2013/11/04
shun86gt
0
スーパーカーの製作背景などが書かれていて意外な事実もわかり、とても面白い。 カウンタックはリアウイングをつけると、バランスが悪くなる。テスタロッサは重心が高くコーナリングが苦手。ランボルギーニは革新的な設計をしている。マクラーレンf1は高速走行用に設計されているため、低速ではもさい。 いろんなことを学べた気がする。2021/04/10