内容説明
麻雀にはかくも明快なセオリーが存在する。雀聖・阿佐田哲也の全技術を公開した高等戦術書。
目次
基本的な十章
手作りの為の十章
攻めの十章
守りの十章
読みの十章
麻雀とは何であるか
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
田中
11
雀聖と敬われる「阿佐田哲也」の戦術論。注目したのは「守りの十章」「読みの十章」です。相手に振りこまないためのキーとなる「捨て牌の見方」が分かります。なんとなく頭では知っていたけれども具体的な牌の図入りの説明が明快。「ペンチャン逆捨て」は3・7の筋が危険。序盤に「4・6を捨てたリーチ」は変則待ちが多い、等々の実践的なところは経験則がある。この本を読んで雀力アップを意図したけど、先日、友達と打ったときは負けたなぁ。。夢中になってしまい、せっかく読んだ戦術解説をすっかり忘れてしまった自分が情けないです(笑)2020/09/18
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11
こんなことを考えながら上手い人は打っているのかと。麻雀は死ぬことと見つけたり。凄すぎ。中間牌のことを「油っこい牌」などと表現したり、麻雀ではなく、阿佐田哲也を学びたい方にもお楽しみいただけます。他にもいろいろある。「相手を軽機関銃にして、こちらは原子爆弾をつくれ」「常識があることは結構だが、常識の虜になってはいけない。それは平凡になってしまう。平凡だと、勝てない」とか。声に出して読みたい日本語が横溢。うおおお、麻雀したい!2020/04/11
リボー
10
これを読んで強くなるかは分からないが、自分が強いと思った人は必ずといって良いほどこの本を読んでいた。2012/06/15
barcarola
4
「麻雀放浪記」の阿佐田哲也さんによる麻雀戦術書。なるほどと思う部分も多かったが、実践するかというとまた別の話で、結局は打ちたいように打つことになるんだろうな。2022/06/12
ゆうき
2
何百局と打って、負けて、自分の限界を知って、初めてこの本が役に立つのだなあと思った 初心者はここに紹介されている数多のtipsだけ集めてもダメなのである2012/03/22