出版社内容情報
深川の往来で菓子屋の主・彦兵衛が旗本家の用人に斬り殺された。無礼打ちとして処理されたこの一件に納得のいかない北町同心の来合轟次郎と裄沢広二郎は、彦兵衛の女房と娘の様子からある覚悟を読み取り、陰ながら助力をしようと申し出るが……。上役にも臆せず噛みつく裄沢の奮闘を描く好評シリーズ第二弾。
内容説明
深川の往来で菓子屋の主・彦兵衛が旗本家の用人に斬り殺された。無礼討ちとされたこの一件に納得のいかない北町同心の来合轟次郎と裄沢広二郎は、内々に探索するため彦兵衛の女房と娘のもとを訪れる。母娘の様子からある覚悟を悟った裄沢と来合は、陰ながら助力しようと申し出る。そんな中、かつて来合と夫婦となるはずだった女性が永の暇を許され大奥を出たとの噂が北町奉行所内で流れはじめ…。北町奉行の秘書官補佐たる用部屋手附同心の奮闘を描く、書き下ろし痛快時代小説、シリーズ第二弾!
著者等紹介
芝村凉也[シバムラリョウヤ]
1961年宮城県生まれ。早稲田大学政治経済学部卒。二十数年のサラリーマン生活を経て著述活動に入る。2011年「返り忠兵衛 江戸見聞」シリーズにてデビュー(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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