出版社内容情報
長崎で武者修行を続ける坂崎空也のもとに、想いを寄せる薩摩の渋谷眉月が訪れる。平穏に武者修行を続ける空也だったが、恨みを抱く東郷示現流酒匂一派の影が迫っていた。同じ頃、薩摩藩の江戸家老から呼び出しを受けた薬丸新蔵は、初めて江戸藩邸に出向くが……。空也と新蔵の二人と酒匂一派の因縁は決着の時を迎え、青春篇はいよいよ完結！
佐伯泰英［サエキ ヤスヒデ］
著・文・その他
内容説明
長崎で武者修行を続ける坂崎空也のもとに、想いを寄せる薩摩の渋谷眉月が訪れる。平穏に武者修行を続ける空也だったが、恨みを抱く東郷示現流酒匂一派の影が迫っていた。同じ頃、薩摩藩の江戸家老から呼び出しを受けた薬丸新蔵は、初めて江戸藩邸に出向くが…。空也と新蔵の二人と酒匂一派の因縁は決着の時を迎え、青春篇いよいよ完結！
著者等紹介
佐伯泰英［サエキヤスヒデ］
１９４２年、北九州市生まれ。日本大学芸術学部映画学科卒。デビュー作『闘牛』以後、スペインをテーマにした作品を発表。９９年、初の時代小説『密命』を皮切りに次々と作品を刊行、時代小説の旗手として高い評価を得る。シリーズ累計２０００万部を突破した「居眠り磐音 江戸双紙」をはじめ、人気シリーズが多数ある（本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです）
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感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
とし
119
空也十番勝負 青春篇 「未だ行ならず(下)」。五番勝負で最終巻にビックリです。是非是非、武者修行の最後に雑賀衆の郷にたどり着いて欲しいです「空也十番勝負 再起編」を期待します。2019/02/03
KAZOO
110
作者はこの巻でしばらく筆をおくようなことを書かれています。磐音シリーズが決定版ということで文春文庫から出されるようなんでしばらくは休みがてらこのように若干の修正を加えていくのでしょう。他のシリーズが気になります。この巻ではいよいよ最後の試合が行われます。東郷示現流の流れをひく兄弟がそれぞれ主人公と江戸での好敵手と試合を行い決着を見ます。が、主人公も無事ではいられなかったようです。1年くらいの休筆期間を置いて再登場されるのでしょう。2019/01/24
初美マリン
102
自分には全てないもの、ひたむきな努力とか、だからスカッとしていたが、一時中断とか。残念2019/04/01
雅
55
ようやく決着がついたと思ったらまさかの結末。さて、どうなるかと思っていたらこれで完結とは‼️磐音の頃からの顔触れが総出演していたり、妹の婚約が決まったりしていたのはまとめる為だったのかな2019/06/21
はつばあば
49
長崎での武者修行は剣術に非ず。世界を観る目が磨かれてきた。ついでに剣の修行に悩む。空也のゆとりある・・恋や交易船での晴れ舞台と、長崎滞在にちょっと心配していましたが、流石師匠李遜、弟子の空也に指導を。薩摩の太郎兵衛に負けはしなかったが深手を負った・・。これでもうこのシリーズは終わったかと。が、佐伯 泰英氏怪物也！。4年後の今年の正月明けに6巻目を！。1942年生まれにして次の6巻目を書かれてました！。80ですよ！磐音さんや空也さん以上に命を、作品を大事に生きておられることに安心しました。30日に届きます2022/03/24
