双葉文庫<br> ユリゴコロ

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双葉文庫
ユリゴコロ

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  • サイズ 文庫判/ページ数 330p/高さ 16cm
  • 商品コード 9784575516425
  • NDC分類 913.6
  • Cコード C0193

内容説明

ある一家で見つかった「ユリゴコロ」と題された4冊のノート。それは殺人に取り憑かれた人間の生々しい告白文だった。この一家の過去にいったい何があったのか―。絶望的な暗黒の世界から一転、深い愛へと辿り着くラストまで、ページを繰る手が止まらない衝撃の恋愛ミステリー!各誌ミステリーランキングの上位に輝き、第14回大藪春彦賞を受賞した超話題作!

著者等紹介

沼田まほかる[ヌマタマホカル]
1948年大阪府生まれ。主婦、僧侶、会社経営などを経て2004年『九月が永遠に続けば』で第5回ホラーサスペンス大賞を受賞。2010年『痺れる』が「本の雑誌」上半期ベスト第2位、『猫鳴り』が「おすすめ文庫王国2010‐2011」(「本の雑誌」増刊)エンターテインメント部門第1位に選ばれる。2012年、『ユリゴコロ』で第14回大藪春彦賞受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

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感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

655
続きが気になって止まらなくなってあっという間に読了。痛々しいシーンもあって読むのがしんどいところもありましたがそこそこ大丈夫でした。最後は驚くべきところに関連があることがわかって、ここは繋がっていると思っていなかったので衝撃でした。結局サスペンスかと思っていたけれど純愛小説のような気がします。お父さんが1番好きです。映画化するようですが、この壮大な時間の流れをどうやって演じるのか気になります。2017/10/22

サム・ミイラ

534
主人公は兄と弟。そして癌で余命幾ばくもない父親。出生に纏わる謎。こう書くと伊坂幸太郎の重力ピエロを連想してしまうが、話は違えど親子と男女の愛を切なくそして恐ろしく綴った傑作。四冊のノートはほんとうに怖い。大筋が読めてしまえばどんでん返しもないに等しいが、そもそもこの作家はそんなつもりで描いてはいない気がする。途中で仕掛けは見抜けたがミステリー要素は二次的で十分そう感じさせる物語となっている。読み手のモラルや考え方を強烈に問う問題作である。2014/05/03

hit4papa

460
余命いくばくもない父が隠し持っていた手記。そこには、殺人衝動にかられた女性の人生が刻み込まれていた。亡き母親が殺人鬼だった?主人公であるその息子は逡巡します。あり得ざる物語ですが、読み進めるうちに心をぎゅっと鷲掴みされてしまいました。本作品は、著者のこれまでの作品のように男に対する怨嗟をまき散らす事はありません。残酷ではありますが意外な結末には清々しさすら漂います。主人公の婚約者の失踪話をどう決着つけ方てくれるのか興味津々。お見事です。祝映画化なれど、原作の痛々しい感動を上手く表現できるのやら。2017/09/20

yoshida

456
末期癌を患う父。事故死した母。失踪した恋人。立て続けに不幸に襲われる亮介。父の部屋の段ボール箱から見つけたノート「ユリゴコロ」。それはとある女性の想像を絶する手記だった。その女性の内面にあるものは、常人とは異なる。自分が業を負わせた男性との奇跡的な再会と、少しずつ育んだ関係が女性の内面に変化を与えたのか。単なる殺人者の話しではなく、愛情の話しに昇華させている筆力に唸る。罪を償う為に、子を守る為に、家族が背負った業を、子が知ることになる。子が幼い頃に抱いた違和感の真相に息をのむ。実に読ませる作品に出逢えた。2017/12/23

どんふぁん

374
2017年10月14日読了。短い話やったけど、すごく面白かったです。イヤミスと聞いてたけど、最後はスッキリ終われましたよー。よかった(笑)文章もあまり癖のない方で、話の展開もスムーズで読みやすかったです。最後はびっくりしすぎて笑えました(笑)2017/10/14

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