出版社内容情報
臼原市で死体遺棄事件が起きた。女性の遺体は強姦の跡があり身体の一部は切り取られている。数日後、再び臼原署管轄内で女性が惨殺遺体で発見されてしまう。捜査本部の刑事・八島武瑠は二十年前に三鷹で起きた連続女性遺体遺棄事件との共通点に気づく。同時に武瑠の従弟・願示が接近し、調べて分かったという「真相」を話し始めた。二十年前の事件は亡くなった双子の弟が犯人で、今回、模倣犯が出てきた――武瑠の周囲に暗雲が垂れ込む。全ての根源は、壊れかけた家族にあった。『死刑に至る病』などの作家によるサスペンスミステリー。
内容説明
臼原市で死体遺棄事件が起きた。女性の遺体は強姦の跡があり身体の一部は切り取られている。数日後、再び臼原署管轄内で女性の惨殺遺体が発見される。捜査本部の刑事・八島武瑠は約二十年前に東京の三鷹市で起きた連続殺人事件との共通点に気づいた。時を同じくして武瑠の従弟・願示が接近し、独自に調べて分かったという「真相」を話し始める。二十年前の事件の犯人は亡くなった双子の弟で、臼原の事件はその模倣犯によるものだ―。今回も身内の犯行かもしれない。武瑠は次第に追い込まれていくが…。機能不全な一族の罪の繋がりを描いたサスペンスミステリー!
著者等紹介
櫛木理宇[クシキリウ]
1972年新潟県生まれ。2012年『ホーンテッド・キャンパス』で第十九回日本ホラー小説大賞・読者賞を受賞。同年「赤と白」で第二十五回小説すばる新人賞を受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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