鬱

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  • サイズ B6判/ページ数 579p/高さ 20cm
  • 商品コード 9784575233025
  • NDC分類 913.6
  • Cコード C0093

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

おやぶん

9
弾正星が面白かったので他の作品も読んでみようと こちらを借りてみました。 かなりの分厚さのこちらの小説は タイトルから暗い内容なのかと思って読んでいくと 想像以上にぶっとんでいる。 エログロ満載の内容で現実なのか妄想なのか。 破滅型のあるしゅカリスマを持った主人公はある物語を完成させるために 周りの人間を巻き込み終末へと進んでいく。 正直しんどくなって読むのを辞めようとも思いながら ついつい最後まで読んでしまいました。 怖いキャラが多いけど青田の聖人ぶりもへんに怖い気がしたな。 2014/11/01

Ai

5
響きたちの鬱々とした語りがぶっ通しで聞かされる。鬱々としているのに、その鬱が手に取るように分かるのは、鬱に対する各々の分析が明確になっているからか。最後は、登場人物たちが皆ほしいものを手に入れたようで、幸せな終わり方だった。青田が魅力的だ。響が青田のバイクに乗るシーンが好きだな。2016/08/18

ウメ

0
萬月さんの本は年々厚くなり続けている。持ち歩くのに難があるほどに。タイトル通り、鬱々とした雰囲気が全編に漂う。一人称の視点が変わったときに話の整合性がとれなくなっているのに戸惑う。この違和感を楽しめというのだろうか。2010/07/02

eazy

0
最初は◎、後半×

M T

0
初めて読む花村萬月。 うーん頭でっかちの変態たちがぶつくさなんか言ってて途中から斜め読み。良かったのは昔住んでいた東村山市の風景と空気。そうそうたしか青梅街道沿いにパン工場があった。2024/01/06

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