内容説明
逆転に次ぐ逆転!大沢在昌渾身のハードボイルド!三年前に起きた前代未聞の組長誘拐事件。消えた身代金を追う闇社会に生きる探偵。事件の鍵を握る謎の女「K」。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
MarsAttacks!
10
久しぶりの大沢作品、独特の大沢節を、不器用に生きる主人公のハードボイルドを、楽しく読めました。ただ、事件の真相を握る、ある登場人物との出会いが、偶然にも程があるような?あそこまでいくとご都合主義では?物語が面白かっただけに、そこが残念でした。2013/08/18
Dai(ダイ)
5
大沢の 探偵物。主人公の名前は違っても、みんな同じ性格。 ハッピーエンドは珍しい。かな?2012/07/27
やな
4
大沢在昌はブレない。凛として気の強いヒロイン。それに惚れるちょいワルだが正義感の強い主人公。そして敵はヤクザ。大沢作品にはこんなのが多いが、本作もこんなの。ブレてない。しかも、そんなのをたまーに読みたくなっちゃうんだから、軽い中毒性もあるのだろう。読みたくて読んだのに、途中で飽きた。大した作品ではない。たぶん駄文。2019/03/21
tantan
2
裏家業の探偵の木(もく)のもとに持ち込まれた三年前に起きた組長誘拐事件のキーとなる「k」という女。事件の真相は、真犯人は誰か?主人公に人間的魅力がないと読み進めない、大沢在昌氏の描かれる主人公は陰があって、非情になり切れないところが好き。2012/11/16
ophiuchi
2
Kはヒロインのことだけど、この題名は内容と合ってないような・・・ 死体を跡形もなく処理する業者って架空の存在ですよね?2010/11/16