感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
彼岸花
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病気の賢治さんに、かたつむりや、鯉の生き胆を飲ませたところ、「こういうかわいそうなものを飲んでまで生きなくていい」と泣いた、との記述に心打たれました。十七回忌は、ご両親は健在で、子供に先立たれた切ない気持ちも、信仰という高貴な精神で支えられていたのでしょうか。2017/05/16
Kuliyama
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私も花巻の宮沢賢治記念館で購入しました。 自分を投げうって、生徒や他の人に尽くす宮沢先生。 長生きしてくだされば・・お会いしたかったです。2017/09/26
里のフクロウ
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賢治草紙にあった「雨ニモマケズ」、その時はなんの感慨もなく読んだ。だが賢治の素顔は「地人」であり、「没我利他」の人であり、「篤信」の人であった。賢治は自らを厳しく律して生きた人であった。「雨ニモマケズ」が心に沁みてきた。私も農民の端くれとして生きている者、賢治をもっと深く知りたくなった。2014/09/20
長女
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花巻の宮沢賢治記念館っで購入した本です。賢治先生のお人柄がよくわかるエピソードがたくさん載せられていて、作品により深く親しめるように思いました。月並みな言葉だけど、すっごい愛に溢れた人だったんだなあ・・・2012/11/11