出版社内容情報
絵本 5・6歳から
おっちょこちょいのペチューニアが野原で本を持ったことから、ゆかいな出来事が次々に起こります。有名なクラシック絵本の改訳新版。
全国学校図書館協議会選定図書、日本図書館協会選定図書
内容説明
これは、ペチューニアというなまえのおばかさんのがちょうのおはなしです。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
ヴェネツィア
287
ロジャー・デュボワザン作。この人はジュネーヴ生まれで、アメリカで活躍する作家・イラストレーター。コルデコット・メダルも受賞。お話は、本を拾ったがちょうのペチューニアが巻き起こす騒動に、周りのみんながたいへんな目にあうというもの。最後はお勉強にいそしむペチューニアということでメデタシメデタシ。絵本の真骨頂はやはり絵にあるだろう。技法はペン画に彩色したもの。ラフでのびやかなタッチで、動物たちの動きが生き生きと描かれる。ペチューニアの表情もいい。やや文字が多いが、読み聞かせの反応もよさそうだ。とにかく面白い。2024/03/23
☆よいこ
75
[本]を拾ったおばかさんなガチョウ、ペチューニアは本を抱いていたら自分が賢くなったような気がした。いろいろな動物たちの相談にのりアドバイスをしていく。しかしアドバイスは的外れで、仲間たちは散々な目にあう。▽読書週間の読み聞かせ。「本は持って歩くだけじゃなくて、しっかり読まなきゃね」とちょっと下心あり。借りた本はちゃんと読みましょう。2018/11/15
とよぽん
51
1970年の本だが、絵も文も全然古さを感じない。驚くべきこと! そして、ペチューニアの賢くなりたいと思う気持ちと、とんでもない行動に笑えた。2020/12/28
みっくす
44
ペチューニアのクリスマスの方が好みだったんですが、こちらのお話でもおばかなペチューニアも愛らしかった。やっぱり色鮮やかな絵がすごく素敵。2017/01/09
chiaki
41
ちょっとおばかさんながちょうのペチューニア♡もう可笑しくて可笑しくてたまらないです。『ほんをもち、これにしたしむものは、かしこくなる…』まるで呪文のように唱えるペチューニアが可愛すぎます。いつも本を小脇に抱えてる様子が意外と様になっていて(でも拾った本!)、周りの動物たちもペチューニアは実は賢いのではと錯覚し、頼りにしますが…笑 ただ持ってるだけじゃダメね♪私もいっぱい積ん読してる…。ちょっと長いけど、これも読み聞かせ候補。2020/11/20