出版社内容情報
老舗を救うのは革新の味か、伝統の味か――。
傾きかけた京都の料亭「糺ノ森山荘」を継いだ明美のもとに、亡き父の紹介状を携えた初老の料理人が現れた。
この男、腕は確かだが、つくる料理は古風なものばかりで、現場の板長との衝突が絶えない。そこで明美はどちらが料亭に相応しい料理をつくれるか、板長の座をかけた料理対決を提案する。
イワシ、筍、鱧……旬の食材を用いた勝負の行方、そして男の正体とは。
文庫オリジナル。
内容説明
老舗を救うのは革新の味か、伝統の味か―。傾きかけた京都の料亭「糺ノ森山荘」を継いだ明美のもとに、亡き父の紹介状を携えた初老の料理人が訪れた。この男、腕は確かだが、つくる料理は古風なものばかりで、現場の板長との衝突が絶えない。そこで明美はどちらが料亭に相応しい料理をつくれるか、板長の座をかけた料理対決を提案する。イワシ、筍、鱧…旬の食材を用いた勝負の行方、そして男の正体とは。文庫オリジナル。
著者等紹介
柏井壽[カシワイヒサシ]
1952年京都市生まれ。1976年大阪歯科大学卒業。歯科医・作家。京都関連、食関連、旅関連のエッセイ、小説を多数執筆(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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