出版社内容情報
本書は、第二次世界大戦までの人類と化学の壮大なドラマを、世界史通の化学鉄人講師がまとめたものです。出来事の表層的な羅列ではなく、社会や政治、戦争といった出来事の根本にある「物質」を主人公に、それらがどうやって影響し合ってきたのかというつながり、歴史の因果関係がわかる解説になっています。
宇宙誕生、生命誕生の話にも触れたあと、ホモ・サピエンスの登場。火薬あり、石油あり、香辛料あり……。「4万1000年前ごろ=赤色顔料の利用」「前4000年ごろ=ビールの誕生」「815年ごろ=イスラームの錬金術」「1846年=エーテル麻酔手術」「1920年=プラスチックの時代」「1942年=ペニシリンの実用化」などの大見出しがあり、それぞれのテーマを深掘りしています。
600ページに迫る大著ですが、「文系」の人でもスラスラ読める、超おもしろ講義です。イラスト・写真あり、索引も充実。文庫書き下ろし。
内容説明
火薬、石油、香辛料…楽しく読めて教養が身につく!宇宙誕生、ホモ・サピエンス登場…。第二次世界大戦までの人類と化学の壮大なドラマ。
目次
宇宙の誕生、すべてはここから始まった
先史時代
古代文明
地中海世界の形成
ローマ帝国の時代
ローマ帝国の滅亡とイスラームの勃興
モンゴルとイスラームの時代
ルネサンス
大航海時代
科学革命
産業革命と市民革命
資本主義から帝国主義へ
20世紀の始まり
第1次世界大戦
二つの世界大戦のあいだ
第2次世界大戦
著者等紹介
大宮理[オオミヤオサム]
東京・練馬区に生まれ育つ。都立西高校卒業後、早稲田大学理工学部応用化学科で機能性高分子化学の研究室にて研究するも、父親の自己破産で極貧のため大学院にも進学できず、誰にも惜しまれずに卒業、化学の予備校講師に。代々木ゼミナールで衛星放送の授業などを担当したあと、河合塾講師として現在は中部地区の河合塾で授業や教材、模擬試験作成を担当する。学参など多数の著作がある。iOSアプリ「インスタ化学」を主宰(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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gonta19
へくとぱすかる
Mzo
スプリント
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