出版社内容情報
列車内に死体!? 陰謀渦巻く事件に凸凹コンビが挑む!
総裁・松岡洋右から特命を受けた、満鉄の秘密調査員と軽薄で謎めいたイケメンの相棒――。列車が目的地に到着するまでに二人は真実を探り出せるのか。
昭和11年(1936)、満州。詫間耕一は、南満州鉄道株式会社の内部調査の秘密調査員として、 書類紛失事件を調べることになる。当初は簡単に解決できる事件に思えたが、事件にかかわりがあると目された人物が殺されてしまう。コンビを組むことになった辻村とともに、事件の謎を追うために乗った哈爾浜行きの急行列車のなかで、さらなる殺人事件が起き……。
「八丁堀のおゆう」シリーズの著者が贈る、ノンストップミステリー! 文庫書き下ろし。
内容説明
昭和十一年、満州。南満州鉄道株式会社資料課の詫間耕一は、総裁・松岡洋右の命を受け、密偵の辻村とともに社内で頻発する書類紛失事件を調査することに。しかし調査対象だった人物が殺され、容疑者を追って乗り込んだ哈爾浜行きの急行列車の中で、さらなる殺人事件が…。謎の中国人美女、関東軍、ロシアのスパイらの思惑や陰謀が渦巻く中、詫間は真相に辿り着けるのか!怒涛のエンタメミステリー。
著者等紹介
山本巧次[ヤマモトコウジ]
1960年、和歌山県生まれ。中央大学法学部卒業。鉄道会社に長年、勤務する。2015年、第13回「このミステリーがすごい!」大賞隠し玉となった『大江戸科学捜査 八丁堀のおゆう』でデビュー。同作はシリーズ化され、人気を博す。18年、『阪堺電車177号の追憶』で第6回大阪ほんま本大賞受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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