出版社内容情報
著者は、クリスティーズに入社後、長らくオークションを担当したのち、6年前からプライベートセール(売り手と買い手が市場を介さず直接、話を進める)専門となった。これは一般的なオークションとは違い、その分野の査定ができるスペシャリストであるとともに、自分で買い手を探すため、人脈を持っていないとできない仕事である。世界中のコレクターや美術館とつながりを持ち、超一級品にじかに触れ、作品が収まる歴史的な瞬間を見守ってきた。なかでも奇想の作品を中心に収集してきたプライス・コレクションから、若冲作品190点が2019年に日本へ里帰りを果たした。本書では、厳選した若冲作品の15点をカラー掲載、納入に至るまでの知られざるエピソードも振り返る。
内容説明
著者は、クリスティーズに入社後、長らくオークションを担当したのち、6年前からプライベートセール(売り手と買い手が市場を介さず直接、話を進める)専門となった。その分野の査定ができるスペシャリストであるとともに、自分で買い手を探すため、人脈を持っていないとできない仕事である。世界中のコレクターや美術館とつながりを持ち、超一級品にじかに触れ、作品が収まる歴史的な瞬間を見守ってきた。なかでも奇想の作品を中心に収集してきたプライス・コレクションから、若冲作品190点が2019年に日本へ里帰りを果たした。本書では、納入に至るまでの知られざるエピソードも振り返る。
目次
第1章 若冲の魅力
第2章 海外マーケットでの日本美術
第3章 海外コレクターと奇想の作品
第4章 プライス・コレクションが日本に里帰りするまで
第5章 私的「東西若冲番付」
対談―若冲とは何者だったのか(ロバートキャンベル(日本文学研究者、国文学研究資料館長)×山口桂)
著者等紹介
山口桂[ヤマグチカツラ]
1963年東京都生まれ。クリスティーズジャパン代表取締役社長。国際浮世絵学会理事。立教大学文学部卒業。1992年、クリスティーズに入社し、日本・東洋美術のスペシャリストとして活動。19年間、NY等で海外勤務をし、2008年の伝運慶の仏像のセール、2017年の藤田美術館コレクション・セール、2019年の伊藤若冲作品で有名なプライス・コレクション190点の出光美術館へのプライベートセールなど、多くの実績を残す(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
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あーびん
Mirror
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愛理ちゃん88
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