出版社内容情報
意識が変われば人は大きく成長する。ヤクルトで三度の日本一、日本代表主将を務めた著者が、気づきを与えて人を動かす方法を著す。
【著者紹介】
元プロ野球選手
内容説明
意識ひとつで結果は変わる。日本代表キャプテン、ヤクルトの三度の日本一を支えた心の持ち方。
目次
第１章 気づくこと
第２章 気づかせること
第３章 守る意識
第４章 攻める意識
第５章 身体への意識
第６章 人生への意識
著者等紹介
宮本慎也［ミヤモトシンヤ］
プロ野球解説者、評論家。１９７０年１１月、大阪府生まれ。ＰＬ学園高校では２年夏に甲子園で優勝。同志社大学に進学し、２年春のリーグ戦で首位打者に。卒業後はプリンスホテルに入社。９４年のドラフトでヤクルトスワローズ（現・東京ヤクルトスワローズ）を逆指名、２位で指名され、翌年入団。２００１年には、２番打者としてシーズン最多で日本記録、世界タイ記録となる６７犠打で、ヤクルトの日本一に貢献する。０４年のアテネ五輪では日本代表のキャプテンを務め、チームは銅メダルに（本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです）
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感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
再び読書
40
地味ながら選手間での評価が高いと噂される宮本氏の著書。ノムさんをして監督としての器を認められ、現在ジャパンの監督の稲葉との監督対決を期待されているのもうなづける。謙虚な野球に対する姿勢で、シャドー守備たるものを今回初めて知った。またもやのPL野球の凄さも知る事が出来る。基本を徹底的に鍛えられたのがよくわかる。キャッチボールから送球が鍛えられ、バッティングピッチャーでコントロールが鍛えられる。送球に対するプロの奥義も面白い。川相とバント論議をした際のエピソードは二人の違いかわかり面白い。中西論も理論的だった2018/09/12
り こ む ん
38
自己分析。自分がどーゆーモノなのかを先ずは、分析、受け入る。そして、自分の足らない部分、修正する部分。やるべきことが見えてくる。それは間違った努力でなく、正しい努力を導きだす、近道なんだな。と、思った。マイナス思考だと、ご本人は言われてるけれど、プラスな気がする。指導者としての宮本さんは、きっと素晴らしい指導者になると思う一冊。いつか、球場でﾕﾆﾎｰﾑ姿にお会いできる日が待ち遠しい。2014/03/27
Kaz
27
プロとして尊敬できる人物。「初めから脇役を目指していてはだめ」という言葉は、私の仕事にも通じる。宮本がいて古田がいて稲葉がいた。あのころのヤクルトは、強かったはずだわ。「最後までヤクルトにいたことに誇りを感じる」という彼の言葉に、フアンとして誇りを感じた。現在の弱小ヤクルト。宮本のようなリーダーシップを取れる真のプロ選手が出てこない限り、弱小から常勝に変わることは難しいであろう。2014/04/25
かず
22
ヤクルトの名ショート 宮本選手の著書です。この前に野球選手の本を2冊読んでいたのですが、その2冊とは趣が違うと感じました。やはり、ヤクルト、全日本で主将を務め、プロ野球選手会会長も務められた統率力は違います。凡人は自分を見つめることすらままなりませんが、宮本さんは自分を客観的に見つめて改善を重ねることは当然として、他者にもそれができるのが流石だと感じました。人間、アドバイスするにしても、その人自身に説得力がなければ反発されるだけで終わってしまいます。他者にも認めさせるだけの実行力が流石だと感じました。2016/01/23
くぅ
21
『球道即人道』宮本さんらしいまっすぐな文だった。野球選手に限らず、社会人として語りたいこと伝えたいことは、読めば読むほど男道だなぁという印象。単純に一野球選手の記録として捉えると野球好きにはたまらない面白さがある一冊。古田さんや上原との会話、前健に注意した話、ノムさんに教えられたこと、長嶋監督や星野監督の言葉、稲葉さんや土橋さんとの思い出、立浪さんに川藤さん、松井に松井稼頭央の話と贅沢なウラ話がたくさん。最後の最後、四人の子をもつ父宮本慎也が出てきたのも嬉しかった。2015/03/13
