出版社内容情報
「うろこ雲が広がると3日以内に雨」など「天気のことわざ」と共に美しい空の写真を200点以上掲載。美しい写真と解説で空のふしぎが全部わかる!
【著者紹介】
気象予報士、空の写真家
内容説明
空の美しさのひみつと、いま空で何が起きているかがわかる写真集。地球を彩る231の空模様を収録。
目次
雲の章(雲は10種類に分けられる;すじ雲―すじ雲が並んで広がったら傘を用意 ほか)
光の章(天使の梯子―天使の梯子は晴れ間を教えている;朝虹―朝虹は雨、夕虹は晴れ ほか)
季節の章(春 光の季節―春うららと嵐;夏 暑の季節―日本の夏は高温多湿 ほか)
天空の章(飛行機から;オーロラ ほか)
著者等紹介
武田康男[タケダヤスオ]
1960年、東京都生まれ。気象予報士。日本気象学会会員。日本自然科学写真協会会員。東北大学理学部地球物理学科を卒業後、高校教諭(地学)、第50次日本南極地域観測隊(越冬隊)を経て、日本教育大学院大学客員教授、武蔵野大学非常勤講師などを務める。気象写真の撮影は約30年に及び、空の探検家として、国内外で撮影した空の写真や映像で多くのファンを魅了し続けている(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
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感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
ゆうゆうpanda
49
俳句の課題で『雲』を詠みこむことになったので借りてみた。雲の名前が分かる美しい写真集。雲や空は都会にいても接することのできる自然のひとつだと写真家は言う。確かにそうだ。雲の名前の分かる人になりたい。雲は10種類に分類されて、日本ではその全てを見ることができるらしい。どれどれ。上層の巻雲、巻積雲、巻層雲。中層の高積雲、高層雲、乱層雲。下層の層雲、層積雲、積雲、積乱雲。ほら完璧!いやいや!まるで早口言葉でしょ。だからこそ、すじ雲、いわし雲、ひつじ雲などという優しい名前が必要なわけで。その優しさをこそ愛せとな。2017/02/28
Ririka
24
雲の写真だけでなく、光、季節、天空の章と分かれていて自然で美しく素敵な写真が、満載です。雲は10種類に分けられるらしく、雲の出方で天気の変化が解るのは昔から言われてきた事ですよね、説明は、色々詳しく書かれています。光が雲の間から漏れてるのを天使の梯子というそうです(光芒です)色も様々で、好きな景色です。夏に見る入道雲もその形がダイナミックで、刻々と形が変わる様も見ていて飽きないんですよね、ただその足元は、にわか雨や、雷が発生するんですね。最後の方にはオーロラや星空の写真もあり楽しめる本でした。2014/06/28
にゃんた
21
空や雲の写真がとってもいい!もともと空を見上げるのが好きなので、この本何時間でも見ていられる!雲にこんなにたくさん種類があって、それぞれが何かの兆しである自然の不思議。季節のページの自然写真も美しい。この本家に置きたい1冊になった。2020/06/20
しろくま
20
5年生と。5年理科で天気の学習があり、どんな雲があるのか紹介しました。そしてどんな雲が好きがで盛り上がりました。空を眺めるのもいいものです(*´▽`)写真が大きくて見やすいです。2020/05/25
tera。
16
『雲・光・季節・天空』の4つの章での構成。どれも素敵な写真で、空の写真と一緒に「各地に伝わるお天気の諺や言い習わし」も掲載されていて興味深い。雲の形は一瞬で変わってしまうから同じ空には二度と会えないと思うと、どれだけ見ても飽きる事はないのだ。2013/10/29