出版社内容情報
リーダーシップがない、部門間連携が悪い……組織風土の問題はどこも同じ。それらを根本から変えていく方法を現場を熟知する著者が伝授。
【著者紹介】
シェイク社フェロー、(株)イマココミライ代表取締役
内容説明
日本企業に共通する“とらわれ”の罠と組織が変わる実際を多くの組織開発実績をもつ著者がリアルに語る。
目次
第1章 どの会社も悩んでいる問題は同じ
第2章 「部分最適にとらわれる」という罠
第3章 「短期最適にとらわれる」という罠
第4章 このまま一生懸命頑張っていて、大丈夫なのか?
第5章 日本の会社の常識は、世界でも常識か
第6章 世の中が変われば、効果的な問題解決も変わる
第7章 悪循環を克服するために必要なこと―センサー機能を高めること、質の高い対話、そして俯瞰
第8章 組織はこうして進化する
第9章 組織開発物語―「僕の会社」
著者等紹介
森田英一[モリタエイイチ]
大阪大学大学院基礎工学研究科卒業後、経営コンサルティング会社アクセンチュア(当時、アンダーセンコンサルティング)のチェンジマネジメントグループにて、人と組織のコンサルティングに従事。2000年、シェイク社を創業、同代表取締役社長に就任。「自律型人材」育成企業として企業研修事業を展開。2009年9月、会長に就任。2010年9月よりシェイク社フェロー(現職)。2010年10月、イマココミライ社を創立(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
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nakanaka
0
残業が損になる仕組み、デンマークの例に妙に納得した。こんな仕組みなら真面目な日本人なら効果大なのかも。大企業と政府が推進してくれれば、と妄想してしまう。後半部はつまらなく飛ばした。2017/08/17
まなっとう
0
部分最適にとらわれる罠のお話に納得。分けても問題解決しないし新たな問題が生まれるとのこと。2015/12/13
Gabachom
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タイトルは挑発的ですが、れっきとしたシステム思考の解説本です。 それにしても日本人・日本社会は心理的陥穽に陥りやすいのでしょうか。まるで日本人のために分析、開発したような方法論。2013/11/22
MO
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同意できる部分あり。部下にも読ませてチームで意識改革すると良いかも。誰かリーダー本のお勧め教えてください。2013/05/10
toru246
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・目標は上から与えられるものとなっていて、何のためにそれをやるのかという、目的については考えることがありません。 ・うすうす感じている違和感に蓋をして、目の前のことを一生懸命にコツコツ頑張ることで、実は会社を沈めている。 ・今、組織の中で起こっていることを直視し、組織や人が新しいフェーズに行くことを目指す ・会社とは、本当にメンバー一人ひとりが耕し、創りあげるものなのだ。 ・本音を言い合ったら、今何を感じていますか?と聴いてみる。 ◎会社とつながっていると感じられる自分。未来の会社を創るのは、自分達という2012/12/19