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内容説明
日本では他国と比べ、「数学嫌い」が目立って多いという。こうした事態を憂い、著者は数学嫌いの大学生にアンケート調査を行い、その生の声を直接に拾い出した。数学嫌いになった理由を10の項目に分類し、その対策と改善策を具体的に提案する。子どもへの教え方から接し方まで、小・中・高校生を出前授業で教える経験をもつ著者ならではのきめ細かさ。ちょっとしたことで「数学好き」になれる、その道筋をも示す。
目次
1章 「数学嫌い」の声に耳を傾けよう(「算数や数学は、もっと楽しそうに教えてほしい」;「学校なのに公式の成り立ちを教えないで、いきなり暗記をさせられた」 ほか)
2章 「数学嫌い」の原因は人である(数学の「好き・嫌い」と「できる・できない」は一致しない;優秀過ぎる人は凡人の頭の中が分からない ほか)
3章 算数・数学学習のヒント(数学と理科・統計の関係;「すべて」と「ある」 ほか)
4章 親の心構え(数学好きになるきっかけは十人十色;「誤りこそ大切」という気持ちをもつ ほか)
著者等紹介
芳沢光雄[ヨシザワミツオ]
1953年東京生まれ。東京理科大学理学部教授(理学研究科教授)を経て、桜美林大学リベラルアーツ学群教授(同志社大学理工学部数理システム学科講師)。理学博士。専門は数学・数学教育。全国の小・中・高校への出前授業を通して「考えて論述する」数学教育の重要性と充実を訴えている(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
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南北
み
りょうみや
ちくわん
おりぜる@論文終わるまで読書可能時間激減