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“就活”廃止論―会社に頼れない時代の仕事選び

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  • サイズ 新書判/ページ数 240p/高さ 18cm
  • 商品コード 9784569775586
  • NDC分類 336.42
  • Cコード C0230

出版社内容情報

「就活」に大変動が起きている! 就職・採用において学生・企業は何を重視すべきか? なぜ東大生は使えなくなったのか?

日本の新卒学生を取り巻く「就職活動=シューカツ」が変わろうとしている。右肩上がり経済を前提にした終身雇用、年功序列システムが崩壊しつつあるからだ。依然として新卒一括定期採用にとどまっているから、<就活>の現状は問題山積なのである。組織が変わるなか、就職・採用において学生・企業は何を重視すべきか? エリート学生の就活力が落ち、東大卒が以前より使えなくなったのはなぜか? 企業が本当に欲しい優秀人材の特徴と、そうなるための方法とを、就職採用活動支援のエキスパートが解説する。○第1章 「就活」の時代は終わった ○第2章 「就活」の<ステップ0> ○第3章 なぜ学生は就職できないのか ○第4章 出現率五%の優秀人材になる方法 ○第5章 できる人材は自分で作れ ○第6章 就職活動への提言 ○第7章 次世代へのアクション

●はじめに 
●第1章 「就活」の時代は終わった 
●第2章 「就活」の〈ステップ0〉 
●第3章 なぜ学生は就職できないのか 
●第4章 出現率5%の優秀人材になる方法 
●第5章 できる人材は自分でつくれ ~採用への提言~ 
●第6章 就職活動への提言 
●第7章 次世代へのアクション 
●おわりに 
●主要参考文献 

内容説明

日本の新卒学生を取り巻く「就職活動=シューカツ」が変わろうとしている。右肩上がり経済を前提にした終身雇用、年功序列システムが崩壊しつつあるからだ。依然として新卒一括定期採用にとどまっているから、“就活”の現状は問題山積なのである。組織が変わるなか、就職・採用において学生・企業は何を重視すべきか?エリート学生の就活力が落ち、東大卒が以前より使えなくなったのはなぜか?企業が本当に欲しい優秀人材の特徴と、そうなるための方法とを、就職採用活動支援のエキスパートが解説する。

目次

第1章 「就活」の時代は終わった
第2章 「就活」の“ステップ0”
第3章 なぜ学生は就職できないのか
第4章 出現率五%の優秀人材になる方法
第5章 できる人材は自分で作れ~採用への提言
第6章 就職活動への提言
第7章 次世代へのアクション

著者等紹介

佐藤孝治[サトウコウジ]
株式会社ジョブウェブ代表取締役社長。株式会社シェイク社外取締役。1972年東京都生まれ。早稲田大学社会科学部卒。就職活動後、大学4年生の96年10月ジョブウェブを創設。97年7月、アンダーセンコンサルティング(現アクセンチュア)に入社。99年10月、ジョブウェブを法人化。学生の就職支援と企業の採用支援を通じて、学生と企業の本音コミュニケーションをサポートしている。2007年にはジョブウェブキャリアをスタート。社会人に対して、自分の可能性を切り拓くための機会を提供している(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

銀雪

6
某就活の論客との対談が話題になっていたので読んだ。思ってたより良かったな、というのが第一印象。ただ、なんか私とは考え方が合わないな、という感じ。「出現率5%の優秀人材」になるためのPDCAサイクルのくだりは興味深かった。キッザニアについてもいいイメージが持てた。また、いわゆる「意識の高い学生」を、この本では「プロ学生」と紹介しているけれど、そのような学生が溢れかえることには私はやや反対。あと、「お手伝い」が重要なのには同意だけれど、それがいきすぎると義務教育の本来の目的が失われる気がしてしまう……。2011/01/22

あび

4
企業が求める優秀な人材とは如何なるものか。はたまた、その人材となるにはどの様な方法が必要であるか。それについて論じられた書である。印象的であったのは、面接官が良く口にする「素の自分を見せてください」の話。これを普段友達と話してる時の様なものと捉える学生が多いが、そのことでは無いとのこと。その人が持つ思考プロセスや哲学を知りたいのである。確かに言われてみればそうなのだが、何も考えずに4年間大学を過ごすと言葉を額面どおり受け取りがちだ。2015/08/29

あひる

3
大学図書館で気になって借りた本。所属する=プロではないという一文が特に気になった。就職することがゴールであると考えがちだが、そこからどう成長するか、社会に貢献するかが本質であるという当たり前が疎かになっていた。行動原理と自分のルールどのような戦略を立て、成功、反省したのかこれを持った人がいい人材。本書では「変革人材」と呼ばれていた。plan do check action頭文字をとってPDCA日頃から(子供の頃から)これを意識できると良い。子供を暇にさせることで自主性を育む2017/02/07

きいち

3
就活最大のキーファクターは、本書で言うステップ0、就活開始の前までにどれだけ考えて行動してきたか、というのは、身も蓋もないけど確かにそのとおり。変な正義を振り回さない著者なので納得度が高い。でもあきらめる必要はない、個人としては、それを前提に、これからどれだけ成長していくか、真剣に取り組んでいけばいいのだから(就活でぐんと「伸びる」子たちがとても多いというのは、学生と接する人間にとっての共通認識だ)。確かにきついけど、キツイだけメリットはある。(メンタルで折れない準備だけはしておきたいが)2012/02/22

あちゃくん

3
就活支援会社の社長さんが書いているので、現在の就活の概略をつかめます。なので、就活生や採用業務にかかわる企業の人は、読んでおいたほうがいいのでは。結局就活の問題って、もちろん学生の努力の部分はあるだろうけど、人の成長をだれが責任もって看るのか、学校なのか・企業なのか、という問題に帰結する気がしました。著者が示した、大学をベースに企業の力も取り入れて大学1年から選考を始めるという方法も、一つの解だという気はするのですが、まだまだ議論は必要な気がします。2011/08/31

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