PHP新書<br> 世界を知る力

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世界を知る力

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  • サイズ 新書判/ページ数 206p/高さ 18cm
  • 商品コード 9784569774787
  • NDC分類 304
  • Cコード C0230

出版社内容情報

混迷する国際情勢を透徹した知性で読み解く。

混迷する国際情勢、氾濫する情報のなか、私たちはいかにして正しい認識を持ち、望ましい未来を描きうるのか? 著者渾身の書き下ろし。

世界同時不況のさなか、日本には民主党新政権が誕生した。冷戦が終結して二〇年が過ぎ、長く続いた戦後体制は名実ともに変わろうとしている。日本と世界は今どこへ向かっているのか? 長く世界潮流を観測してきた著者が、“時空を超える視座”“相関という知”を踏まえて、“分散型ネットワーク時代”の新たな展望と日本の針路、いま最も必要とされる「全体知」のあり方を提示する。米中二極体制をどう考えるか? 極東ロシア、シンガポールの地政学的な意味とは? グリーン・ニューディールはIT革命を超えるか? 自民党はなぜ大敗したのか? 「友愛」なる概念は日本の未来を拓くのか?

▼第一章「時空を超える視界――自らの固定観念から脱却するということ」、第二章「相関という知――ネットワークのなかで考える」、第三章「世界潮流を映す日本の戦後――そして、今われわれが立つところ」、第四章「世界を知る力――知を志す覚悟」

●はじめに 
●第一章 時空を超える視界 ――自らの固定観念から脱却するということ 
●第二章 相関という知 ――ネットワークのなかで考える 
●第三章 世界潮流を映す日本の戦後 ――そして、今われわれが立つところ 
●第四章 世界を知る力 ――知を志す覚悟 
●おわりに  

内容説明

世界同時不況のさなか、日本には民主党新政権が誕生した。冷戦が終結して二〇年が過ぎ、長く続いた戦後体制は名実ともに変わろうとしている。日本と世界は今どこへ向かっているのか?長く世界潮流を観測してきた著者が、“時空を超える視座”“相関という知”を踏まえて、“分散型ネットワーク時代”の新たな展望と日本の針路、いま最も必要とされる「全体知」のあり方を提示する。米中二極体制をどう考えるか?極東ロシア、シンガポールの地政学的な意味とは?「友愛」なる概念は日本の未来を拓くのか。

目次

第1章 時空を超える視界―自らの固定観念から脱却するということ(戦後という特殊な時空間―アメリカを通じてしか世界を見なくなった戦後日本人;ロシアという視界;ユーラシアとの宿縁;悠久たる時の流れを歪めた戦後六〇年)
第2章 相関という知―ネットワークのなかで考える(ネットワーク型の視界をもつ;大中華圏;ユニオンジャックの矢;ユダヤネットワーク;情報技術革命のもつ意味;分散型ネットワーク社会へ)
第3章 世界潮流を映す日本の戦後―そして、今われわれが立つところ(二〇〇九年夏、自民党大敗の意味;米中関係―戦後日本の死角;日本は「分散型ネットワーク革命」に耐えられるか;「友愛」なる概念の現代性)
第4章 世界を知る力―知を志す覚悟

著者等紹介

寺島実郎[テラシマジツロウ]
1947年北海道生まれ。早稲田大学大学院政治学研究科修士課程修了後、三井物産に入社。調査部・業務部を経て、ブルッキングス研究所(在ワシントンDC)に出向。米国三井物産ワシントン事務所長、三井物産戦略研究所所長、日本総合研究所理事長、早稲田大学大学院アジア太平洋研究科教授、三井物産常務執行役員等を歴任し、現在は日本総合研究所会長、多摩大学学長、三井物産戦略研究所会長。著書は『新経済主義宣言』(第15回石橋湛山賞受賞、新潮社)など多数(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

mitei

57
戦後の日本はアメリカを通してしかものを見ず、世界の本当のことをあまり知らない。著者の言ってることは真っ当だと思う。2011/08/17

James Hayashi

32
三井物産→日本総研会長、多摩大学長、三井物産戦略研究所会長。いかに自分の物の見方が凝り固まったものか思い知る。ロシアは極東戦略から18世紀初頭から漂流民を頼りに日本語学校を設立は米国の黒船を先んじるもの。中国とは歴史的な付き合いがあり切っても切れない関係でありながら日清戦争後から見下すようになった事。国境にとらわれないチャイニーズやユダヤ。「ユニオンジャックの矢」と呼ばれる地政学的戦略など勉強になった。2018/10/03

Willie the Wildcat

30
視野を広げ、客観的な視点を心がける。環境や出会いによる影響。付け加え、民族、あるいは国家の取り組み方も考慮点。情報過多の現代では、情報の精査も求められる。『古本論』は同感。テーマによる”寄り道”、そこからの発見は読書の楽しみの1つ。人それぞれにあった”異文化”との接し方で、楽しむことかな。気づきの感性。蛇足だが、ロマノフ朝と日本の接点は、知らなかった。ロシアの歴史も今後のテーマだ・・・。(汗)2013/02/08

ちくわん

20
2010年1月の本。このときに書かれた本を、今読んで、あれこれ言うのは作者にとって不利。よってエネルギー政策と民主党政権に関しては除く。そうすると、割りと分かりやすく書かれている。個人的には、江戸幕府と交渉したロシアのラックスマン、レザノフの辺りが気になった。「世界を知る」ために心掛けることとしては正しいかな。2021/06/05

朝倉大和

13
いかに自分がアメリカを中心に世界を見ていたのかを痛感した。戦前までの世界のあり方、そして今までとは別の見方で世界を見ると、どんなに日本が遅れをとっているのかがわかる。本当の知識は、問題意識を持たないと活用できない。肝に命じたい。2011/09/12

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