出版社内容情報
表面的ではなく、本当の意味での「伝える力」とは何か? 伝言、プレゼン、交渉など、あらゆるシーンに活用できる力を3ステップで伝授。
上田正仁[ウエダマサヒト]
著・文・その他
内容説明
用件を伝える、他人にアピールする、人を動かす…。日常生活で、「伝える力」を必要としない場面はない。そして、その力を鍛えることは、相手の立場を思いやり、人生をより深く生きることにつながる―。本書は、東京大学の教授が「伝える」という行為の本質に迫りつつ、誰もが実践できるよう、3ステップでやさしく解説したもの。表面的なテクニックではなく、本当の力が身につく一冊。
目次
予講 「伝える力」とは何か(誰もが「伝わらない」と悩んでいる;プレゼンの天才、ジョブズをマネれば伝わるのか ほか)
レベル1 「用事が足りる伝え方」を鍛える―伝言力アップの3原則をマスターする(事実と用件の違いとは?;伝言力アップの3原則 ほか)
レベル2 「聞く気にさせる伝え方」を鍛える―伝えたいメッセージを聞き手の力を借りて伝える(プレゼンテーション;意志表示―言いづらいことを伝える)
レベル3 「人を動かす伝え方」を鍛える―ゼロサムではなくウイン・ウインであるために(交渉ごとが苦手な人が多いのはなぜか;すぐれた交渉とは、双方がウイン・ウインになる方策を見出すこと ほか)
補講 「人を育てる伝え方」を鍛える―「教育」と「子育て」を通して「生きる力」を養う(「人を育てる伝え方」は総合力;励ます、ほめる、叱る ほか)
著者等紹介
上田正仁[ウエダマサヒト]
1963年、大阪市生まれ。東京大学大学院理学系研究科(物理学専攻)教授。専門は冷却原子気体の理論的研究、および量子情報・測定・情報熱力学。1988年、東京大学理学系研究科修士課程卒、博士(理学)。NTT基礎研究所研究員、広島大学工学部助教授、東京工業大学教授等を経て、2008年より現職。2012年、2013年に東京大学駒場キャンパスの教養課程で「基礎方程式とその意味を考える」を開講。大学に入学したばかりの1、2年生を対象にこれから進むべき指針となる「人生の基礎方程式」を説き、自由闊達に質問が飛び交う対話形式の講義は、大きな反響を呼んだ(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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