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貧者切り捨ての国、日本

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  • サイズ B6判/ページ数 218p/高さ 19cm
  • 商品コード 9784569704227
  • NDC分類 304
  • Cコード C0034

出版社内容情報

値上がりする諸物価…世界第2位の格差社会。

高騰する原油、諸物価、社会保険料、税金などの隠れた仕組みを明らかにしつつ、世界第2位の格差社会を生き抜く術を提示する。

「年収200万円以下、1000万人」「20%の勝ち組が総所得の50%」「ひとり家族時代が都市を襲う」……3人に1人が正社員になれず、非正規と呼ばれる働き手となった日本に未来はあるのか!? 気鋭のジャーナリストが日本経済に巣食う病理と未来への処方箋を開示する。

▼内容例を挙げると、◎刑務所にあふれる受刑者、刑務所が最後のセーフティーネット ◎2000年には100倍を超えた所得格差 ◎労働関連条約にひとつも批准していない、世界でもまれな国 ◎格差の固定化、大卒と中・高卒の生涯賃金差は1億円 ◎食料品の値上げと自給率、ないないづくしの農業の果て ◎増殖し続ける医療難民 ◎グローバル化が襲う貧困等々

▼年金など社会保障の教育も行わず、制度を複雑化させ、国民が理解できないままで問題なしとしてきた日本。しかし、財政難から社会保障を切り詰めるとなった途端、国民を自己責任という名の下に切り捨てる。日本を憂う人必読の一冊!!

◆局面〔I〕◆ 
[CHAPTER 1]貧国日本……貧者の一灯より長者の万灯という時代 
[CHAPTER 2]「ひとり家族」時代……増殖する不安 ◆局面〔II〕◆ 
[CHAPTER 3]ダイニング・グローバリゼーションの果て……変わる日本の食卓 
[CHAPTER 4]価格高騰はなぜ起きた……投機か正常な取引か? 
[CHAPTER 5]グローバル化が襲う貧国……富める者に、貧者は食い潰される 
[CHAPTER 6]エネルギーか食料か……バイオ燃料と穀物  

内容説明

働きたくても働けない。食糧もない社会の到来!年収200万円以下、1,000万人、20%の勝ち組が総所得の50%。「ひとり家族」時代が都市を襲う。

目次

局面1(貧国日本―貧者の一灯より長者の万灯という時代;「ひとり家族」時代―増殖する不安)
局面2(ダイニング・グローバリゼーションの果て―変わる日本の食卓;価格高騰はなぜ起きた―投機か正常な取引か?;グローバル化が襲う貧困―富める者に、貧者は食い潰される;エネルギーか食糧か―バイオ燃料と穀物)

著者等紹介

亀岡秀人[カメオカヒデヒト]
1959年、愛媛県松山市生まれ。経済ジャーナリスト。大手新聞社で経済・社会保障などを担当。中央大学商学部講師(5年間兼任)としても講義する。講義テーマは「転換期の日本経済」「社会保障と日本の将来」(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。