出版社内容情報
日本の国民が知らない中国、米国の権謀術数。
権力により自由を踏み潰し、国家や政権党、独裁者の意思を実現しようとする中国。その中国を抑止できず混乱へ向かう米国。両国に巻き込まれないため、日本は何をすべきか。
2009年夏のウイグル反乱は、共産党の独裁強化と領土支配を狙う中国に対する決定的なカウンターパンチだった。世界は大きく動きつつある。日本国民はいまこそ、「領土と領海」を強く意識し、勇気ある一歩を踏み出す時である。すなわち樺太の南半分や千島列島、尖閣諸島、竹島、択捉島、国後島、色丹島、歯舞諸島という「日本固有の領土」を原状回復し、独立国としての条件を整えることが、覇権国から日本を守る唯一の道である。覇権への意志がすべての中国、己を火で焼き尽くすかのように問題を噴出させ、危機の道を歩みつづける米国に対し、日本は堂々と「王道」を歩むべきだ、と著者は記す。そう、何も恐れることはない。なりふり構わず我欲を追い求める米中を尻目に、ただ正しい道を歩むことにより、わが国に平和と繁栄、幸福がもたらされるだろう。「ゲンバ=現場」に直接向かい、真正面から上記の問題に取り組む著者の姿が、われらの道を照らしてくれる。
●序の節
●第1部 夜明け
●第2部 カオス
●第3部 国境崩壊
●第4部 連帯
●第5部 ザ・ゲンバ
●終の節
内容説明
ウイグル争乱!中国建国以来、最大の危機。オバマの正体!アメリカは覇権を中国に売る。大好評『日中の興亡』の行動篇。
目次
第1部 夜明け(プライド;世界を決める一〇のプレーヤー ほか)
第2部 カオス(偽装の北京オリンピック;「これはアホウではないですか」 ほか)
第3部 国境崩壊(つくられた憎しみ;崩壊するトリックスター ほか)
第4部 連帯(高僧からの書き込み;本来の目的に集中する ほか)
第5部 ザ・ゲンバ(逃げない;侵されつつある島 ほか)
著者等紹介
青山繁晴[アオヤマシゲハル]
神戸市生まれ。慶應義塾大学文学部中退、早稲田大学政治経済学部卒業。共同通信社の記者(経済部、政治部など)、三菱総合研究所の研究員を経て株式会社・独立総合研究所(独研)を創立。現在、代表取締役社長・兼・首席研究員。近畿大学経済学部客員教授(国際関係論)。経済産業省の総合資源エネルギー調査会・専門委員、内閣府原子力委員会・専門委員、海上保安庁の政策アドバイザー。専門は、エネルギー安全保障、危機管理、外交・安全保障、国家戦略立案(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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