PHP新書<br> ハイヒールと宝石が温暖化をもたらす

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PHP新書
ハイヒールと宝石が温暖化をもたらす

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  • サイズ B40判/ページ数 206p/高さ 18cm
  • 商品コード 9784569700885
  • NDC分類 519
  • Cコード C0230

内容説明

安物のダイヤモンドやハイヒールOLが、地球を加熱する?環境問題の原因もやっぱり「格差」だった?電気の無駄遣いをなくせばメタボも解消?―一見、無関係と思われるような私たちのあらゆる活動が、実は地球環境に大きな影響を及ぼしていると筆者は訴える。関係がないどころか、「地球に優しい」ことは、私たちの人生の質も高め、ビジネスでも利益を上げる。そしてあなたの指一本で、世界は変わり始めるのだ。温暖化を自分の問題として前向きに考えることの必要性を喚起する一冊。

目次

第1章 安い宝石を身に着けると地球が温暖化する―地球環境問題の本質(“安価”なダイヤモンドを買うと、世界中が“不幸”になる;地球環境問題は“格差”と“貧困”の問題 ほか)
第2章 日本人は「孫子の兵法」で温暖化に加担する―なぜ本質の議論がなされないのか?(「百聞は一見に如かず」の誤り;理由1 「なびき現象」に身を委ねる日本人~ペットボトルの再生はムダ? ほか)
第3章 桃太郎が鬼にきび団子をあげると温暖化が止まる―問題の本質を解決する2つの方向(「問題解決力」のない「桃太郎」=日本;“教育”と“情報”の格差を解消せよ―問題解決力、コミュニケーション力、そして情報力 ほか)
第4章 「100ドルパソコン」が地球を救う―具体的な解決策(「100ドルパソコン」が地球を球う!―コペルニクス1;ビル・ゲイツ会長が臍を咬むと温暖化が止まる! ほか)
第5章 0.004℃のはかない力―未来へ向けた日本の役割とは(「チームマイナス6%」の実態;羊のゲップに見るニュージーランドの心意気 ほか)

著者等紹介

村井哲之[ムライテツユキ]
1957年、山口県岩国市生まれ。広島大学政治経済学部経済学科卒業。株式会社リクルート、第二電電株式会社を経て、現在、株式会社コスト削減総合研究所取締役社長。第一種電気通信主任技術者。環境プランナー。最新のコスト削減ナレッジとケーススタディを多彩に盛り込んだ「企業競争力強化の為のコスト削減セミナー」は、業界団体をはじめ多くの企業で好評を博し、セミナー回数は年間40回を超える。また、自身のライフワークであるブログ「CO2削減ドットコム」や、「まぐまぐ」で殿堂入りしたメルマガ「コスト削減ニュース」はいずれも実践的で、多くの読者に支持されている(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

なゆみ

1
まさに「風が吹けば桶屋が儲かる」といった、温暖化へとつながる連鎖たち。桃太郎の話については、世界の現状を皮肉にもみごと表しており、課題を突きつけている。2015/02/11

Naota_t

1
題名にホイホイつられてしまったが、ファッションとは全く無関係である。 地球温暖化を教科書的に簡易に説明した内容で、特にハッとしたところもなく。 ちなみに、題名の意味は、 ハイヒールを履く→疲れる→タクシーを使う→地球温暖化 宝石を買う→宝石産業の貧国で内戦を助長する→森林破壊→地球温暖化 という“お寒い”理由…これを聞いて思わず膝を打つ人も少数派だろう。 地球温暖化を阻止する方法が性善説すぎて、現実的に不可能なのでは、と思った。 『コピー用紙の裏は使うな!』は興味深く読んだだけに、本書は残念だった。 2014/04/02

くどちゃん

1
環境に関する授業で使えそう。地球温暖化への切り口が面白いので、話のネタ本としてもいいかも。環境の話って、最もらしい嘘っぱちが多いけど、この本は資料もしっかりしてるし、良書だと思う。2010/05/31

Masa03

0
何も変わってないよ、ママン。。。 2008年6月に出版された本。つまり、リーマンショックと3.11より前に書かれた本なので、将来についての展望については状況が変わってしまった部分はあるが(経済状況と原発関係)、本質的な内容は腹落ち。 個人的には3.11から2年半でどれだけ節電意識が薄れたかを考えると、電気使用料に環境税をつけて(電炉など、競争力に直結する業界は考慮した上で)しまわないと…(ブクレコからインポート、全文はコメントに掲載されています)2013/11/13

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