内容説明
言語力、計算力、記憶力、集中力、創造力、コミュニケーション力…。「頭のよさ」を決めるさまざまな能力や性格は、はたして生まれつきなのか、それとも環境や努力で変えられるものなのか?「だれでも三回くりかえせば暗記できる」「一カ月で脳のつながりは変えられる」「好奇心が強い人の遺伝子が見つかった?」―最新の遺伝子研究によって、人間の神秘がすこしずつ見えてきた。眠れる遺伝子をオンにすれば、才能は自然と開花する。勉強に仕事に人間関係に、自分なりの方法で脳を効率よくはたらかせるための第一歩。
目次
「頭がいい」とはどういうことか
頭のよさはどこまで遺伝で決まるのか
記憶力は生まれつきなのか
好奇心や集中力がある人、ない人
創造力豊かな子どもは育てられるか
運動能力は遺伝、芸術的才能は環境
遺伝子の神秘
男と女、どちらが頭がいいのか
頭がよくなる薬
性格は遺伝するのか
人間関係をうまく築ける人、築けない人
遺伝子をオンにする方法
著者等紹介
石浦章一[イシウラショウイチ]
1950年石川県生まれ。東京大学教養学部基礎科学科卒業、同大学院理学系研究科博士課程修了。国立精神・神経センター神経研究所、東京大学分子細胞生物学研究所を経て、同大学院総合文化研究科教授。理学博士。専門は神経生化学、分子認知科学。アルツハイマー病をはじめとする神経難病の発症機構の解明と治療開発や、意欲にかかわるドーパミン関連遺伝子の研究を通じて、人間の知能や性格、感情の分子レベルの解明をめざす(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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