蒼の悔恨

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  • サイズ B6判/ページ数 428p/高さ 20cm
  • 商品コード 9784569691633
  • NDC分類 913.6
  • Cコード C0093

出版社内容情報

すばる新人賞受賞の著者が描く新たな警察小説。

神奈川県警に新たなヒーロー誕生! 県警の猟犬・真崎が、自らの信念を貫くため、愛する者を守るため、横浜の街を爆走する!!

過去が過去になるのはいつからだろう――。

▼雨の横浜――連続殺人犯を追って、神奈川県警捜査一課・真崎薫の孤独な戦いが始まる!

▼連続殺人犯・青井猛郎を追い詰めた真崎だったが、コンビを組んだ赤澤奈津をかばった一瞬の隙をつかれ深手を負い青井の逃走を許してしまう。手がかりのないまま一カ月が経ち、退院した真崎は、捜査に復帰を願うも、担当からははずされており、休暇を命じられる。

▼ならばと、独自に捜査を開始した真崎だったが……。

▼真崎、赤澤、青井、三人のそれぞれの過去が明らかになるにつれ、複雑に絡み合った事件の真相も明らかになっていく。人間にとって「過去」とは、その人が生きていくうえでどんな意味を持つのか? 「過去」を「過去」として受け入れ、魂のやすらぎを得られる日は訪れるのか? 読む者の心に強烈に先の命題を突きつけるハードボイルド・エンタテインメント。

●第一章 復帰 
●第二章 反撃 
●第三章 闇を渉る 
●第四章 雨に潜むもの 
●第五章 罠

内容説明

連続殺人犯を追って、神奈川県警捜査一課真崎薫の孤独な戦いが始まる!渾身の書き下ろし長編サスペンス。

著者等紹介

堂場瞬一[ドウバシュンイチ]
1963年生まれ。青山学院大学国際政治経済学部卒業。新聞社勤務のかたわら小説を執筆し、2000年秋『8年』にて第13回小説すばる新人賞を受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

ゆう

28
図書館本。<みんなで堂場瞬一祭り!>参加中。真崎シリーズ1作目。連続殺人の容疑者を追い詰めている最中、刺され重傷に。その後は組織をはみ出し独断で犯人に迫る。今回のシリーズは恋愛要素ありでちょっぴり甘さもあり。惚れっぽいなぁ、真崎。所々で出てくる青井の独白にひき付けられるのに彼があまり描かれていなかったのがちょっぴり残念。真崎の設定は怖い感じだけどイケメンで背が高くて料理上手。でもイケメンな感じがどうしても思い浮かべれず。それがなぜなのか、自分でもわからない…。なぜだ。2016/01/28

さなごん

22
はじめは真崎の饒舌さとウンチクぶりが嫌だった。でも、最後の方は誘拐犯がわかってきて、青井との対決がどうなるか気になって一気に読んだ。続きも行くよ2016/08/25

へたれのけい

7
甘いのもたまにはいいかも。2015/12/11

やじかな

6
ものすごく久しぶりに読みました。何年ぶりだろうか……こんな話でしたっけ?? 警察小説というか、恋愛的要素もたっぷりで。なんだかなぁ、という感想でした。あそこまではっきりと恋愛要素を書いちゃうと、ちょっと興醒めというか。堂場さんの警察小説をガッツリ読みたい人には物足りない感じかと思われます。さて、次は堂場さんの何を読もうかな~★2015/07/10

ゆり

5
神奈川県警捜査一課の刑事である真崎は連続殺人犯を追い詰めた際に怪我を負ってしまい、犯人には逃げられてしまう。真崎は休養を言い渡されるも、所轄刑事の赤澤と独自で捜査を進める。◆真崎の視点で淡々と物語が進んでいくが、どこか薄暗さが漂う。すっきりとはしないが続きが気になる終わり方。シリーズ残り二冊も読みたい。2018/01/31

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