女騎士アランナの娘
アリーの物語〈4〉預言されし女王―女騎士アランナの娘

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  • サイズ B6判/ページ数 442p/高さ 19cm
  • 商品コード 9784569687421
  • NDC分類 K933
  • Cコード C8097

内容説明

数百年にわたる流血の歴史を乗りこえ「約束された女王」を誕生させるべくはじまった、コパー諸島での陰謀計画。首都ラジムアトでは、スパイ工作や爆発騒ぎ、不満の鬱積した民衆による暴動が続発し、諸島各地でもラカによる反乱が頻発していた。これに対し、ますます民衆への圧制を強めていく王家側。そして、摂政夫妻は天のさだめをも恐れぬ暴挙に出る。さらに、人びとの希望の星であるバーリタン一家の長女サライユの、思いもかけぬ行動。恐怖と不安が渦を巻くコパー諸島は、まさに爆発寸前だった。そして、いよいよ最終決戦のとき。ラカの陰謀団、アリー率いるスパイグループ、ナワト率いるカラスたち、ちいさなダーキン、特権階級であったルアリン貴族たち―新たな未来を築くべくあらゆるちからが結集し、いっぽう天空では、きまぐれな神キプリオスがしかけた神々の戦いも激しさを増していく。アリーの冒険も、ついにクライマックスを迎える。

著者等紹介

ピアス,タモラ[ピアス,タモラ][Pierce,Tamora]
ニューヨーク在住のアメリカで人気の十代の子ども向けファンタジー作家。1954年アメリカ、ペンシルバニア州に生まれる。ペンシルバニア大学を卒業。ラジオ製作会社のチーフライター、銀行や広告業での秘書など、さまざまな仕事についた後、作家になる

久慈美貴[クジミキ]
翻訳家(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

一条梓(アンフィトリテ)

2
だいぶ昔に読んだ。4巻目。全4巻。

saori

2
ダーキンのしゃべりかたが、おもしろい。サライユが、にげだしてしまったところと、エルズレンが、しんでしまったところが、とっても、とってもかなしかった。ダヴが、おうざにつけてよかった。2012/06/17

ひめ

2
原題が『トリックスター』だそうで、真の主役はキプリオスだったのかもしれない…と思いました。アランナの話が正統派・剣と魔法の世界だとすれば、こちらはスパイと民族運動がテーマで、ややハードルが高いですよね。中後半はアリーの生き様よりも事件とその描写に割かれていって、もう少し登場人物たちの気持ちに寄り添いたかったかなあ…という残念さはあります。ママと違ってアリーは純愛路線だったのは良かった(笑)2009/11/22

まさと

1
アリー無双が面白いと思える人には、面白いシリーズでしょう。僕は、面白かったです。でも、敗北や、挫折が、もっとちゃんとした形で現れるものでないと、お話としてはどうなんだろう?(´ε`;)…2012/05/08

永井涼子

1
ずいぶん前に読んだけど、未だに大好きな一冊。幸せになれるいい本だった。子供ができたら絶対読ませたい。あまり知られてないようだけど正にファンタジー。夢も愛も魔法も冒険もそろってる。偶然の出会いに感謝感謝。2012/04/15

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