PHP文庫<br> 北条氏照―秀吉に挑んだ義将

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北条氏照―秀吉に挑んだ義将

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  • サイズ 文庫判/ページ数 388p/高さ 15cm
  • 商品コード 9784569673059
  • NDC分類 913.6
  • Cコード C0193

出版社内容情報

秀吉に戦いを挑んだ男・北条氏照を描く長編。

小田原北条氏100年の歴史が終わる時、最後の輝きを放った男がいた! 理念を貫き、秀吉に敢然と立ち向かった北条氏照の生涯を描く。

小田原北条氏百年の最期にふさわしい“有終の美”を飾った男・北条氏照。

▼三代目・氏康の三男として生まれ、第二次国府台合戦での活躍、越相同盟の実現、八王子城の築城など、「武」と「智」を兼ね備えた氏照こそが、北条氏を関東制覇へと導いたといっても過言ではない。

▼豊臣秀吉による小田原攻めでは、徹底抗戦を主張し、始祖・早雲の夢「王道楽土」を追い続けた義将の生涯を描く力作長編。

▼文庫書き下ろし。

●第一章 甲越錯乱 
●第二章 野州乱刃 
●第三章 京勢催動 
●第四章 武相灰燼 
●小田原北条宗家と氏照の歩み 
●謝辞

内容説明

小田原北条氏百年の最期にふさわしい“有終の美”を飾った男・北条氏照。三代目・氏康の三男として生まれ、第二次国府台合戦での活躍、越相同盟の実現、八王子城の築城など、「武」と「智」を兼ね備えた氏照こそが、北条氏を関東制覇へと導いたといっても過言ではない。豊臣秀吉による小田原攻めでは、徹底抗戦を主張し、始祖・早雲の夢「王道楽士」を追い続けた義将の生涯を描く力作長編。

著者等紹介

伊東潤[イトウジュン]
1960年、神奈川県横浜市生まれ。早稲田大学卒業。日本IBM(株)に勤務後、外資系日本企業の事業責任者を歴任。2006年に(株)クエーサー・マネジメントを設立、独自の視点と手法によるコンサルティング・サービスを展開中。また、歴史小説界の新星として多方面から注目されつつあり、鋭い歴史解釈、リアリティ溢れる描写では、他の追随を許さないものがある(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

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roatsu

23
北条家中にて軍人・外交官として卓越していた氏照公の生涯と、永禄以後の同家が辿った歴史も追えて勉強になる作品。小説的な脚色は抑えられているが、実在の人物達とその時代を描かせてもらうのであれば本作の様なアプローチが誠実な姿勢だと思う。宗瑞以来の禄寿応穏の理想を掲げ領国統治を行う北条家の”義”を体現する人物として奮闘する氏照と、理想通りにはいかない人間の本性である”利”という行動原理で推移した大局の相克と結末は悲しい。しかし敗れたりとはいえ節を全うした名将の清々しい軌跡は読み手に勇気を与えてくれる。2018/03/03

金吾

17
北条氏を主人公にしている本をあまり読んだことがないため、北条氏の視点からの御館の乱や天正壬午の乱、小田原成敗は新鮮でした。2021/04/23

ニックス

14
北条氏照が主人公の本。伊東潤の北条記の一つ。百名城の一つ八王子城は北条氏照が築城し、その最期は悲劇的だったことから、文中に八王子城も出てくる。私は八王子城に行った後にこの本を読んだため、八王子城の情景といった際に読んだ資料を見ていたため、その点でこの本を面白く読めた。なので八王子城に行ってからこの本を読むと面白さが増すと思う。星32021/09/18

まゆっち

12
先日北条五代を読んだばかりなので流れで読みました。猛将というイメージが強かったですが、いろいろ悩んだり考えたりしてたんだな、と違う一面もかいまみえました。2021/02/17

黒猫

12
秀吉に挑み破れ去った北条が好きです。島津の第一次戸次川合戦のような派手な勝ちはなく、ひたすら関八州の防衛に固執しているイメージがありましたが、早雲からの掟を愚直なまでに継承し、氏康により人心を掴み、氏政氏直が安定した政権を確立します。機内で何が起ころうとも、関東地方の人民を守ることを第一としたため、北条は100年にわたり独立国として関東に覇を唱えることが出来たんでしょう。名門北条が田舎侍の秀吉に頭を垂れることなどできなかったはずです。氏照はそんな武士の思い、坂東武者の思いを具現して関東に散ったのです!2016/05/09

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