内容説明
子どもをよい子に育てたい。そのあまり、声をかけ、世話をやきすぎて、依存心の強い、自立できない子どもが増えているといいます。しかし、子どもの将来を思うのなら、自分で考える力、周りとうまくやっていける本物の「生きる力」を身につけさせるのが親の務めです。本書では、コーチングの技術を応用して、子どもの内なる能力を引き出し、子どもが自分で考え、答えを出せる子育て法を紹介します。
目次
第1章 親の役割は何?(ハートフルコミュニケーションで目指すのは子どもの自立;親の役割は子どもを思いのままに動かすこと? ほか)
第2章 子どもに教えたい3つの力(愛すること;責任 ほか)
第3章 子どもを幸せにするしつけ(叱ることがしつけではない;怒りの自動スイッチをリセットすることから始めよう ほか)
第4章 心を結ぶ聴き方・伝え方(子どもの話を聴くことはサポートの基本;人間はそもそも人の話なんて聴いていない ほか)
第5章 親の幸せは自分でつくる(子どもからの自立;親からの自立)
著者等紹介
菅原裕子[スガハラユウコ]
1952年、三重県生まれ。NPO法人ハートフルコミュニケーション代表理事。有限会社ワイズコミュニケーション代表取締役。1977年より人材開発コンサルタントとして、企業の人材育成の仕事に携わる。従来の「教え込む」研修とは違ったインタラクティブな研修を実施。参加者のやる気を引き出し、それを行動に結びつけることで、社員と企業双方の成長に貢献。1995年、企業の人育てと自分自身の子育てという2つの「能力開発」の現場での体験をもとに、子どもが自分らしく生きることを援助したい大人のためのプログラム“ハートフルコミュニケーション”を開発。各地の学校やPTA、地方自治体主催の講演会やワークショップでこのプログラムを実施し、好評を得る(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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