PHP文庫<br> 楊家将〈上〉

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PHP文庫
楊家将〈上〉

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  • サイズ 文庫判/ページ数 381p/高さ 15cm
  • 商品コード 9784569666587
  • NDC分類 913.6
  • Cコード C0193

出版社内容情報



北方謙三[キタカタケンゾウ]
著・文・その他

内容説明

中国で、「三国志」を超える壮大な歴史ロマンとして人気の「楊家将」。日本では翻訳すら出ていなかったこの物語だが、舞台は10世紀末の中国である。宋に帰順した軍閥・楊家は、領土を北から脅かす遼と対峙するため、北辺の守りについていた。建国の苦悩のなか、伝説の英雄・楊業と息子たちの熱き闘いが始まる。衝撃の登場を果たし、第38回吉川英治文学賞に輝いた北方『楊家将』、待望の文庫化。

著者等紹介

北方謙三[キタカタケンゾウ]
1947年(昭和22年)、佐賀県唐津市生まれ。作家。ハードボイルド小説を発表しながら、日本及び中国を舞台にした歴史・時代小説に取り組む。おもな現代小説に、『眠りなき夜』(吉川英治文学新人賞)など。歴史・時代小説に、『武王の門』『破軍の星』(柴田錬三郎賞受賞)『波王の秋』『三国志』『水滸伝』(司馬遼太郎賞受賞)など。2003年(平成15年)に『楊家将』で、第38回吉川英治文学賞を受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

W-G

373
三国志や水滸伝は長いからちょっと…という人に最適。しかし、入門編というわけでもなく、主要人物たちの描きこみはしっかりしている。視点の切り替えも多いのに、散漫な印象は全くなく、騎馬戦の躍動感ある描写は、武帝紀や三国志を越えるかもしれない。上巻では、楊業の戦場面は抑えめで、その子供たち、特に四郎と六郎あたりが目立ってくる。そして遼では、奚低の目に映るかたちでの休哥の描写が多い。この見せ方がまた奏功している。奚低の目が下地にあることで、六郎や休哥の時点で人外の域に見え、少しだけ楊業が出てきた時の無敵感がすごい。2019/02/18

三代目 びあだいまおう

241
北方水滸伝で壮絶な最期を遂げた伝説の漢楊志。楊志に孤児として引き取られ、後の英雄楊令!そこに連面と連なる『楊家軍』の祖、楊業と息子達の熱き闘いを再読!白き狼、邪律休哥という最強の敵が登場してからは俄然面白くなる❗中国では三國志と並ぶ歴史モノなのだが、このあまり知られていない壮大なストーリーを我らが北方謙三が描くという僥倖❗作者曰く楊業自身が北方を選んだと!漢の生き様死に様を書かせたら当代随一、男が惚れる漢達の躍動をたった上下二巻で楽しめる奇跡!まだ序章、下巻で約束されてる大興奮まで待ってられません‼️🙇2019/07/12

あさひ@WAKABA NO MIDORI TO...

156
北方謙三といえば、ハードボイルドをはじめ、歴史小説、中国史と、幅広い分野に造詣が深く人気作品を量産している作家ですが、中でも中国史を描いた作品は本格的ですよね。いつかは挑戦したいと思いつつも、『三国志』13巻、『水滸伝』19巻、『楊令伝』15巻、『岳飛伝』17巻と、いずれも重量級でなかなか手を出しづらい。そこで、少しだけ軽量級の上下巻もの『楊家将』。上巻は戦闘場面をメインとした登場人物のキャラ設定といったところでしょうか。さて、勝利の女神は宋と遼、いずれに微笑むんですかね。といったところで、下巻へ。2021/06/02

海猫

130
水滸伝を読んで以来の北方中国小説。楊家の兄弟が多いので区別がつくのかまず不安になったが、それぞれに人格を持って立ち上がってくるところはさすが。冒頭の人物表も活用し読み進む。敵方の人物や事情もなかなか興味深い。ただ、まだ前フリの段階のようで、北方謙三らしい見せ場はまだ出てこない。下巻で本領発揮なのか?期待して次巻を手に取る。2019/05/05

納間田 圭

118
10世紀末。広大な大地で…繰り広げられる中国歴史ロマン。中国統一間近の大国「宋」と…それに断固対抗する北の軍国「遼」の覇権争いの時代。その最前線で…ただただ闘うことを生業とする「楊」という武族の生き様。家長楊業と七人の息子達の魅力あるカッコ良さ。僕のお気に入りは好敵手の”白き狼”耶律休哥。う〜ん渋すぎ。その戦闘シーンや騎馬戦の迫力は…随一。この両雄が合いまみえる寸前で上巻から下巻へ。これは…漬かりそう。2021/07/02

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