PHP文庫<br> 森長可―信長も一目置いた若き猛将「鬼武蔵」

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PHP文庫
森長可―信長も一目置いた若き猛将「鬼武蔵」

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  • サイズ 文庫判/ページ数 360p/高さ 15cm
  • 商品コード 9784569666228
  • NDC分類 913.6
  • Cコード C0193

出版社内容情報

信長もその力量を認めた若き猛将を描く長編。

織田信長もその力量を認め、「鬼武蔵」と怖れられた男がいた……。戦国乱世に鮮烈な光芒を放った若き猛将・森長可の生涯を描く力作長編。

織田信長にその剛毅な質を認められ、「鬼武蔵」の異名をとった猛将・森長可。

▼初陣以来の功、さらには天正十年(1582)の武田攻めの活躍により、長可は信濃四郡を与えられて川中島に入り、上杉勢への備えの任を負った。しかし、本能寺の変が起こったことで、前途洋々だった人生に転機が訪れる。

▼信長の死を知った敵対勢力が勢いを増し、窮地に陥った長可は、弟の森蘭丸らの死を悼む暇もなく、手勢三千を率いて川中島を発つと、一揆勢の包囲を突破して信濃を縦断、旧領の美濃金山への帰還を果たした。

▼その後、織田家支配が崩れはじめた東美濃を、金山城に拠って瞬く間に平定した長可だったが、このことが天下人をめざす羽柴秀吉に与することにつながり、さらには徳川家康と秀吉との決戦――運命の小牧・長久手の戦い――へと引きずり込まれてゆく……。

▼歴史の表舞台に立った期間はわずかながらも、鮮烈な光芒を放った若き武辺者の人生を力強く描いた長編小説。

●第一章 帰還 
●第二章 美濃の血脈 
●第三章 兄妹 
●第四章 東美濃平定 
●第五章 大坂にて 
●第六章 両雄対峙 
●第七章 羽黒の敗戦 
●第八章 長久手出陣 
●第九章 鬼、再び 
●あとがき ――鬼にはあらじ 

内容説明

織田信長もその剛毅な質を認め、「鬼武蔵」の異名をとった猛将・森長可。初陣以来の数々の功名、そして天正十年(1582)の武田攻めによって信濃川中島四郡を与えられ、上杉への備えを任されることに。しかし本能寺の変を境に彼の人生は狂い始め、やがて運命の小牧・長久手の戦いを迎える―。表舞台に立った期間はわずかながらも、鮮烈な光芒を放った武辺者の人生を描いた力作長編小説。

著者等紹介

谷口研語[タニグチケンゴ]
1950年、岐阜県生まれ。法政大学大学院人文科学研究科博士課程単位取得。法政大学非常勤講師。専攻は日本中世史(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

円井悠

2
さらっと読めました。森長可=森蘭丸のお兄さん。歴史好きじゃないとわからない武将だけど、そんな彼らにも物語があり、葛藤があり・・・。個人的には長可の宿老7人とのやり取りが好き。この時代の主従関係はこんな感じだったのかな?殺伐とした時代に逞しく生きる長可。もう少し深く調べたいですね。2020/05/17

どらんかー

2
賤ヶ岳の戦いと小牧長久手の戦いが細かく書いてあったのでそこは良かったがサブタイトルの信長に認められた男とある。走りが本能寺の変の後であんまり信長関係なかった。 あと足軽の兄弟を出した意味がわからない。2018/07/28

ホームズ

0
それなりに興味のある武将なので読んでみたけど・・・。あまり質のいい作家さんではないのかな・・・。2006/07/12

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