PHP文庫<br> 兵法 項羽と劉邦―漢楚の兵法に学ぶ

電子版価格
¥720
  • 電書あり

PHP文庫
兵法 項羽と劉邦―漢楚の兵法に学ぶ

  • ただいまウェブストアではご注文を受け付けておりません。
  • サイズ 文庫判/ページ数 299p/高さ 15cm
  • 商品コード 9784569662886
  • NDC分類 222.041
  • Cコード C0134

出版社内容情報

項羽と劉邦の戦略・戦術を図表で解説した一冊。

稀代の猛将・項羽はなぜ劉邦に負けたのか? 両軍の戦略・戦術を史実に基づいて分析、図表をまじえて解説した究極の兵法書が今、甦る!

楚の覇王項羽と漢王劉邦。秦帝国を打ち滅ぼした後、一時は中国全土を統一するほどまでに隆盛を誇った項羽だが、ライバル劉邦の強烈な巻き返しにあい、ついには垓下の戦いに敗れて自決してしまう。

▼「抜山蓋世の勇あり」と謳われた稀代の英雄・項羽は、なぜ無頼漢あがりの劉邦に負けたのか。それは項羽が己の将才だけを頼りに軍を推し進めていったのに対し、劉邦は多くの人材を幕下に集め、絶妙な組織力を発揮したからである。范増一人を使い切れなかった項羽と、政治幕僚に蕭何、作戦参謀に張良、前線に天才武将・韓信を配し、徹底したチームプレーを演出した劉邦。本書は、項羽と劉邦、それぞれの戦略・戦術の違いを、図解をまじえて徹底分析したものである。

▼どんなに個々の能力が優れていても、それらを有機的に結合させて組織力を発揮しなければ大事を成し遂げることはできないのが世の常。経営者・ビジネスマンの大局判断、局面打開に役立つ一冊である。

[序編]秦末の闘争と漢楚決戦の舞台 
[第1編]秦末の闘争 
[第2編]漢楚の決戦 
[第3編]高祖、戦後処理に苦しむ 
[第4編]漢楚の闘争を考える 

内容説明

楚の覇王項羽と漢王劉邦。「抜山蓋世の勇あり」と謳われた稀代の英雄項羽は、なぜ無頼漢あがりの劉邦に負けたのか。それは項羽が己の将才だけを頼りに個人プレーを重視したのに対し、劉邦は多くの人材を幕下に集め、絶妙な組織力を発揮したからである。本書は、両者の戦略・戦術の違いを図解をまじえて、徹底的に分析したものである。経営者・ビジネスマンの大局判断、局面打開に役立つ一冊。

目次

序編 秦末の闘争と漢楚決戦の舞台(中国大陸;中原;秦の全国制覇とその崩壊;漢楚の用兵)
第1編 秦末の闘争(陳勝、呉広の挙兵とその没落;項梁・項羽の挙兵 ほか)
第2編 漢楚の決戦(漢王の入国と出陣;漢王、彭城に向かって進撃する ほか)
第3編 高祖、戦後処理に苦しむ(帝位につき、首都を長安に遷す;論功行賞と人事に苦労する;武将の不満;高祖狂乱)
第4編 漢楚の闘争を考える(演出者と演技者;『三国志』の場合とその比較)

著者等紹介

大橋武夫[オオハシタケオ]
1906年生まれ。愛知県蒲郡市出身。元東部軍参謀、陸軍中佐。東洋精密工業(株)社長、相談役、(財)偕行社副会長などを経て、経営評論家。1987年没
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

球子

0
宮城谷昌光著「劉邦」を読んだ後に続けて読んでみた。2015/11/03

外部のウェブサイトに移動します

よろしければ下記URLをクリックしてください。

https://bookmeter.com/books/1271585
  • ご注意事項