PHP文庫<br> 大人の国のための戦争学―日本人が知っておきたいこと

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PHP文庫
大人の国のための戦争学―日本人が知っておきたいこと

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  • サイズ 文庫判/ページ数 220p/高さ 15cm
  • 商品コード 9784569662442
  • NDC分類 319.8
  • Cコード C0130

出版社内容情報

日本が世界を平和にするための「戦争学」とは。

若者比率が15%を超える国が戦争をする!? 歴史を紐解きながら、なぜ人は戦争するのかを分析し、日本が世界を平和に導く道を説く。

今、世界には約200の国が存在するが、それらの国すべてが、必ずしも良識ある国家ばかりではない。他国の領海を平気で侵し、その国の人間を拉致していく国もあれば、戦争責任を口実に、50数年経った今でも賠償を求めてくる国もある。まさに山賊、強盗の如き「国」がひしめく国際社会だが、それだけに日本にはしっかりとした外交戦略が求められている。

▼本書は、「自国の国益をハッキリさせたほうが戦争は減る」という著者が書いた、戦争設計学である。とかく平和慣れした我々日本人は、”自国の国益を主張しすぎると、相手を刺激してしまって戦争がおこってしまう”と考えがちだ。

▼しかし現実は「仕掛けるぞ、仕掛けるぞ」と脅すくらいの外交手段が、結局は互いに手を殺しあうことになり、戦争を起こさせないための抑止力になるのだ。強盗国家のやり口に屈せず、相手に戦争を起こさせない方法を明快に説いた一冊。

▼『戦争が嫌いな人のための戦争学』を改題。

●序章 本当の戦略的思考とは何か 
●第1章 こうすれば国家が造れる 
●第2章 「好戦的な民族」と「平和的な民族」 
●第3章 「戦争」と「平和」は表裏一体 

内容説明

今、世界には約200の国があるが、中には領海を平気で侵し、他国の人間を拉致していく「国家」が存在する。まさに強盗の如き「国」がひしめく国際社会だが、それだけに日本にはしっかりとした戦略が求められる。本書は、「自国の国益をハッキリさせたほうが戦争は減る」という著者が書いた、戦争設計学である。戦争を起こさせないための方策を明快に説く一冊。

目次

序章 本当の戦略的思考とは何か(イラク戦争論議で見過ごされている日本の実力;イラク人道復興支援のゴールはどこか ほか)
第1章 こうすれば国家が造れる(インターネットで国造り;国家は人間に必要不可欠なもの ほか)
第2章 「好戦的な民族」と「平和的な民族」(前頭葉の犯す過ち;戦争をしない人たちは奥地へと追いやられた ほか)
第3章 「戦争」と「平和」は表裏一体(エゴを丸出しにすれば戦争が減る;小牧・長久手の戦いに見る、大政治家同士の駆け引き ほか)

著者等紹介

日下公人[クサカキミンド]
昭和5年兵庫県生まれ。東京大学経済学部卒業後、日本長期信用銀行入行。同行取締役を経て、現在、東京財団会長、(社)ソフト化経済センター理事、三谷産業非常勤監査役。ソフト化・サービス化の時代をいち早く先見し、日本経済の名ナビゲイターとして活躍。未来予測の正確なことには定評がある
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

Honey

6
名著! 「戦争とは何か」を軸に、人類の長い歴史のスパンから、最近の世相まで縦横自在に洞察をめぐらせ、今あるべき態度、進むべき道を考えるための参考書。 日本人からみると陰謀に見える事柄も、彼の集団からすれば当たり前…歴史と文化が全然違う。 また、人口論に関するお話、印象深かったです。 私の固い頭をずいぶんほぐして頂き、感謝です。2016/04/30

JUN

0
読んでいてあまり気持ちが良い作品ではなかった。2013/07/05

冬至楼均

0
戦争を起こさないための戦争学と言う逆説。2013/03/21

結城あすか

0
無用な戦争を回避したり他国から侮られないためには、この一線を越えたら戦争だという毅然とした線引きを明確にしておくべきって話にょ。かのハルノートもルーズベルトの陰謀って話もあるけど、日本側の線引きが不明だからアメリカ側が誤った対応をした結果だという解釈もあるにょ。それを抜きに国際社会に善意やなあなあは通じないにょ。2005/05/18

しゅうへい

0
戦争設計と言う考え方。過激な感じがするが、戦争をしないために、日本が何をすべきか。。。会社人としても交渉と言う考え方を学んだ気がする。2009/06/24

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