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賢者の「営業力」―日本進出の成功例、宣教師ヴァリニャーノの教え

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  • サイズ B6判/ページ数 230p/高さ 20cm
  • 商品コード 9784569655161
  • NDC分類 675
  • Cコード C0034

出版社内容情報

過去最大の成功例に学ぶアジアマーケティング。

史上最高の「マーケッター」、宣教師ヴァリニャーノに学ぶ、アジア市場開拓の成功法則。至難のミッションはなぜ成功したのか!?

16世紀における日本でのキリスト教布教が、至難のミッション、至難の「営業」であったことは想像に難くない。ヨーロッパとは全く違う社会構造、言葉の問題、仏教という「独占商品」の存在など、乗り越えるべきハードルはあまりにも高く、あまりにも多かった。にもかかわらず、巡察師アレッサンドロ・ヴァリニャーノは前任者と同じ轍を踏むことなく布教に成功し、さらに少年使節団をヨーロッパに派遣するという一大事業も成し遂げた。彼は一体、どのような「営業力」を発揮したのであろうか?

▼本書は、ヴァリニャーノの布教方針、さらに現代のヨーロッパ企業の日本進出の成功例、失敗例から、営業、とくにアジアへのマーケティングの成功法則を開陳する。その過程で日本という国がどんな国かも浮き彫りになっており、興味深い日本論にもなっている。歴史好きのビジネスマン、アジアへの進出を考えている人におすすめの一冊である。

〔I〕日本、中国、インドが欧米を上回る日 〔II〕アレッサンドロ・ヴァリニャーノ 〔III〕修道士たちはいかにして成功したか 〔IV〕ビジネスパートナーとしての日本人 〔V〕アジア市場を研究し、理解する 〔VI〕アジアで働く 〔VII〕「グロカリゼーション」の実現 〔VIII〕アジアでの成功は世界での成功を保証する 

内容説明

至難のミッションである日本へのキリスト教の布教は、いかにして成し遂げられたのか。16世紀の偉業と現代企業の成功例・失敗例から学ぶ、国際マーケットを制するための絶対法則。

目次

1 日本、中国、インドが欧米を上回る日
2 アレッサンドロ・ヴァリニャーノ
3 修道士たちはいかにして成功したか
4 ビジネスパートナーとしての日本人
5 アジア市場を研究し、理解する
6 アジアで働く
7 「グロカリゼーション」の実現
8 アジアでの成功は世界での成功を保証する

著者等紹介

ヴォルピ,ヴィットリオ[ヴォルピ,ヴィットリオ][Volpi,Vittorio]
ミラノカトリック大学、経済・商学部卒業。その後、世界的に事業展開する大手銀行数社に勤務し、日本滞在歴は30年に及ぶ。日本滞在中は、日刊全国紙「コリエレデッラセーラ」に日本の政治、社会、経済についての多くの記事を寄稿した。現在、世界有数の規模をもつ金融グループ、UBSに勤務し、UBSイタリアを統括している。一方で、イタリア有数の日本研究家という顔も持つ

大上順一[オオウエジュンイチ]
広島大学大学院文学研究科言語学専攻博士課程後期在学中、イタリア政府給付奨学生としてローマ大学に留学。現在、ナポリ東洋大学文哲学部アジア研究科、日本語・日本文学講座専任講師・研究員。専門は言語学(日本語学、日伊対照言語学)。日伊首脳会談等をはじめ、政府間レベルの政治・経済関係のみならず、技術、文学等多岐に渡り通訳・翻訳を務める(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

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手押し戦車

12
争いを避け質素で秩序を守り規則を尊守し倹約し常に勉強する。それぞれの地域、地方で相違が存在し何をするにつけ、既に定着したやり方がありそれぞれの文化に適応させていく。聞くは一時の恥、聞かぬは一生の恥で、外国で成功させるにはその国を知り国の規則、習慣、伝統に沿ったビジネスを展開して行く事が肝心。自分達が行ってる全ての事は注意深く行いわないと現地人でないと分からない事が沢山ある。何かする時は誰か現地人に聞いてからする。自分の考えに従って物事を行うと常に失敗を招き評判を落とすことになる。2015/02/22

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