これから何が起こるのか―我々の働き方を変える「75の変化」

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これから何が起こるのか―我々の働き方を変える「75の変化」

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  • サイズ B6判/ページ数 317p/高さ 20cm
  • 商品コード 9784569652320
  • NDC分類 007.3
  • Cコード C0034

出版社内容情報

日本こそが新しい資本主義を牽引していく!

ウェブ2.0によって参加型の双方向性が実現するとき、日本的な価値観が再び輝く時代がやってくる。知的刺激に満ちた注目の論考。

「ウェブ2.0革命」が、資本主義のすべてを変えていく。そして「日本の時代」が始まる。それが本書のメインテーマです。これまで、読者に方々につねに最新の情報をわかりやい言葉・文章にして提示してきた著者の渾身の力作です。「情報革命」の最先端、「ウェブ2.0革命」により、12の変化が起こると著者は明言します。(1)社会の隅々で、劇的な「権力の移行」が起こる (2)市場において、「生産者」と「消費者」の区別が消えていく (3)消費者が、企業を使って「商品開発」を行うようになる (4)消費者が、価格を決め、「マーケティング」を行うようになる (5)企業は、「販売促進」よりも、「購買支援」をしなければならなくなる……。そして、こうした変化が、我々の「働き方」と「生き方」をも変えていく。いままでの「常識」が古いものとなり、世の中に数々の「新たな常識」が生まれてくる。そのことを具体的に提起したのが、本書です。

●序話 これから何が起こるのか ~「ウェブ2.0革命」が、資本主義のすべてを変えていく~ 
●第一話 これから「情報革命」で何が起こるのか ~情報革命によって、劇的な「権力の移行」が起こる~ 
●第二話 これから「市場」で何が起こるのか ~消費者が、企業を使って「商品開発」を行うようになる~ 
●第三話 これから「企業」に何が起こるのか ~企業は、「販売促進」よりも「購買支援」をしなければならなくなる~ 
●第四話 これから「ビジネス」に何が起こるのか ~ビジネスの本質が「商品の提供」ではなく「ライフスタイルの提案」になる~ 
●第五話 これから「商品」に何が起こるのか ~「良い商品」を創っても、売れない時代が到来する~ 
●第六話 これから「マネジメント」に何が起こるのか ~「他社の智恵」や「顧客の智恵」をマネジメントしなければならなくなる~ 
●第七話 これから「知識社会」で何が起こるのか ~知識社会では、「知識」が価値を失っていく~ 
●第八話 これから「資本主義」に何が起こるのか ~「収益」戦略よりも、「収穫」戦略が重要になる~ 
●終話 これから「経済原理」に何が起こるのか ~そして、「日本の時代」が始まる~ 

目次

序話 これから何が起こるのか―「ウェブ2.0革命」が、資本主義のすべてを変えていく
第1話 これから「情報革命」で何が起こるのか―情報革命によって、劇的な「権力の移行」が起こる
第2話 これから「市場」で何が起こるのか―消費者が、企業を使って「商品開発」を行うようになる
第3話 これから「企業」に何が起こるのか―企業は、「販売促進」よりも「購買支援」をしなければならなくなる
第4話 これから「ビジネス」に何が起こるのか―ビジネスの本質が「商品の提供」ではなく「ライフスタイルの提案」になる
第5話 これから「商品」に何が起こるのか―「良い商品」を創っても、売れない時代が到来する
第6話 これから「マネジメント」に何が起こるのか―「他社の智恵」や「顧客の智恵」をマネジメントしなければならなくなる
第7話 これから「知識社会」で何が起こるのか―知識社会では、「知識」が価値を失っていく
第8話 これから「資本主義」に何が起こるのか―「収益」戦略よりも、「収穫」戦略が重要になる
終話 これから「経済原理」に何が起こるのか―そして、「日本の時代」が始まる

著者等紹介

田坂広志[タサカヒロシ]
1951年生まれ。1974年、東京大学工学部卒業。1981年、東京大学大学院修了。工学博士。同年、民間企業入社。1987年、米国シンクタンク・バテル記念研究所客員研究員。1990年、日本総合研究所の設立に参画。民間主導による新産業創造をめざす「産業インキュベーション」のビジョンと戦略を掲げ、10年間に異業種企業702社とともに20のコンソーシアムを設立・運営。異業種連合の手法により数々のベンチャー企業と新事業を育成する。取締役・創発戦略センター所長等を歴任。日本総合研究所フェロー。2000年4月、多摩大学教授に就任。多摩大学大学院教授。2000年6月、シンクタンク・ソフィアバンクを設立。同代表に就任。2001年より、新しい時代の生き方と働き方を学ぶコミュニティ、「未来からの風フォーラム」を主宰。2003年7月、「社会起業家フォーラム」を設立。同代表に就任。2006年6月、シンクタンクとしては世界初の試みである、ネットラジオ局、「ソフィアバンク・ラジオ・ステーション」を開局する。上記の活動に加え、情報、流通、金融、教育、環境など、各分野の企業の社外取締役や顧問を務める(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

手押し戦車

9
対立するものが互いに相手の性質をを取り入れ互いに似て来て相対立し矛盾するかに見える二つのものがさらに高次元で統一されその矛盾が止揚される。利益追求と社会貢献の融合が始まり企業とは本業を通じて社会貢献し利益とは社会に貢献した事の証になり多くの利益が与えられたということはその利益を用いてさらに社会貢献せよとの世の声にかわり知識をさらに発展させて行く様になる。働くとは傍を楽にする事の様に益々、肉体労働から知識産業へのシフトが進み本当の意味で社会に貢献できる製品、サービスが選ばれる時代になる。2014/08/15

Go Extreme

2
これから何が起こるのかーウェブ2.0革命が資本主義のすべてを変えていく 情報革命―劇的な権力の移行が起こる 市場―消費者が企業を使って商品開発を行う 企業―販売促進よりも購買支援 ビジネス―ビジネスの本質が商品の提供ではなくライフスタイルの提案 商品―良い商品を創っても売れない時代が到来 マネジメント―他社の智恵や顧客の智恵をマネジメント 知識社会―知識が価値を失っていく 資本主義―収益戦略よりも収穫戦略 これから経済原理に何が起こるのか―そして日本の時代が始まる2021/05/17

mura_海竜

2
2006年出版だけどこれからの新たな人材像として、「ナレッジワーカー」「ビジネスパーソン」から「アーティスト」に進化するというところ納得できる。もはや知識はインターネットやWEBの質問で簡単に入手可能な時代ですから。2012/01/03

Takeru Shimo

1
<要約> Web2.0によって、世界がどのように変化するかを書いてある本。 ①情報の権力移行②市場、企業、商品、マネジメント、知識社会、資本主義、経済原理で何が起こるかの推察が書いてある。 <感想> ビジネスパーソンのアーティスト化の項目は納得感が高かった、これからそういう流れになっていくんだろうなと感じる。 <活かせること> ・革命=権力の移行 情報革命→発信者の交代、主客融合 ・市場シェアを絶対尺度とせず商品生態系全体で市場を観察する。 ・「群盲、象を撫づ」→「顧客のライフスタイルの全体像を観る」2015/05/02

Shinichi Maruyama

0
「ビジョンを持つ」って、こういうことなのか。10年前に書かれた本とは、とても思えない!2017/09/26

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