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日本とシナ―1500年の真実

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  • サイズ B6判/ページ数 254p/高さ 20cm
  • 商品コード 9784569648576
  • NDC分類 319.102
  • Cコード C0030

出版社内容情報

長い歴史的関係から読み解く渡部史観の決定版。

日本とシナ、激動の予感漂うこれからの時代、いかにつきあうべきなのか。長い歴史からあるべき関係を読み解く渾身の論考。必読の一冊。

「反日」と「覇権主義」を振りかざす隣国とどう向き合うべきか。長い歴史を経てきた両国のあるべき関係を読み解くためには、正しい知識が必須である。日本文明とシナ文明はいかに異なるのか? 相互交流のあり方とは? そして、近現代史の真実はどこにあるのか……。本書は、そのような日中関係史の真髄を、わかりやすくまとめた決定版である。

▼ちなみに本書では、あえて「シナ」という呼称を用いている。なぜか。それは「中国」という言葉の本来の意味が、「自分にとっていちばん大切な国」ということだからである。日本でも、日本書紀から幕末まで、自国(日本)を指して「中国」と呼ぶことがあった。しかも「中国」(中華)という言葉を使うとき、周辺の諸民族を未開人とみなす伝統的意味も含まれる。中華人民共和国や中華民国の略称として以外に「中国」という言葉を使うのは適当ではないのである。

▼本書を読めばすべてがわかる! 必読の一冊である。

●第1章 日本文明とシナ文明 ――神道を守り抜けば日本人は文明の誇りを維持できる 
●第2章 皇神(すめかみ)の厳(いつく)しき国 ――聖徳太子が記したシナと対等以上の関係を持つ資格 
●第3章 江戸・漢学者の論争 ――日本精神を発見して維新の土壌をつくった儒者たち 
●第4章 日清戦争 ――近代日本はなぜシナ文明と対決せざるをえなかったか 
●第5章 三国干渉とシナの悲劇 ――清国の衰退が東アジアに危機的状況をもたらした 
●第6章 日露戦争 ――日本海海戦の勝利は清国に大きなショックを与えた 
●第7章 シナをめぐる日米の対立 ――対日反感という暗雲が日本の東方から湧き上がった 
●第8章 コミンテルンの赤い魔手 ――日本との関係悪化の引き金を引いた孫文の容共路線 
●第9章 満州事変前夜 ――満州にいた日本人への攻撃を幣原外相は見過ごした 
●第10章 満洲建国の正統性 ――リットン伯は「日本の侵略とはいえない」と報告した 
●第11章 蘆溝橋事件の真相 ――日本政府は事件後三週間、不拡大方針を維持しつづけた 
●第12章 シナ事変 ――一級資料のなかに「南京大虐殺」を示すものは一つもなかった 
●終章 シナとどう向きあうか ――われわれが歴史のなかから学ぶべきことは何か 

内容説明

「反日」と「覇権主義」を振りかざす隣国とどう向きあうべきなのか。過去を一方的に反省する必要はない!日本人が知っておくべき日中関係史の真髄。

目次

日本文明とシナ文明―神道を守り抜けば日本人は文明の誇りを維持できる
皇神の厳しき国―聖徳太子が記したシナと対等以上の関係を持つ資格
江戸・漢学者の論争―日本精神を発見して維新の土壌をつくった儒者たち
日清戦争―近代日本はなぜシナ文明と対決せざるをえなかったか
三国干渉とシナの悲劇―清国の衰退が東アジアに危機的状況をもたらした
日露戦争―日本海海戦の勝利は清国に大きなショックを与えた
シナをめぐる日米の対立―対日反感という暗雲が日本の東方から湧き上がった
コミンテルンの赤い魔手―日本との関係悪化の引き金を引いた孫文の容共路線
満洲事変前夜―満洲にいた日本人への攻撃を幣原外相は見過ごした
満洲建国の正統性―リットン伯は「日本の侵略とはいえない」と報告した
盧溝橋事件の真相―日本政府は事件後三週間、不拡大方針を維持しつづけた
シナ事変―一級資料のなかに「南京大虐殺」を示すものは一つもなかった
シナとどう向きあうか―われわれが歴史のなかから学ぶべきことは何か

著者等紹介

渡部昇一[ワタナベショウイチ]
昭和5年、山形県生まれ。上智大学大学院修士課程修了。ドイツ、イギリスに留学後、母校で教鞭をとる。そのかたわらアメリカ各地でも講義。上智大学教授を経て、上智大学名誉教授。専門の英語学だけでなく、歴史、哲学、人生論など、執筆ジャンルは幅広い。Dr.phil.(1958)、Dr.phil.h.c(1994)。昭和51年、第24回日本エッセイストクラブ賞。昭和60年、第1回正論大賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

Miyoshi Hirotaka

19
中国という呼称は、北狄、南蛮、東夷、西戎と一体。昔は、わが国でも自国を、シナの僧侶はインドをそう呼んだ。シナが蔑称とされたのはわが国と交戦していない共産党が政権を取ってから。それまではシナは日本海を境とする文明圏の区切りを意味した。これにより、わが国は中共がシナ文明の正当な継承者であるかのように錯覚し、シナはわが国を反日的行為や無法行為だけでなく、非常識な軍備増強の対象にしている。わが国の歴史は、シナとの距離感の調整。最近は、明らかに近づき過ぎた。総選挙を実施していない国の覇権に入れば悲劇は不可避だ。 2022/08/21

shincha

17
渡部先生の主張は一貫している。過去に書かれた客観的な資料を精読され、そこにご自身の解釈を加え、主張されている。先生の他の著書にも同様のことが展開され、日本と現在のシナ(中国)との考え方の違いや、中国共産党やコミンテルンの基本的な考え方まで書かれている。相手のことを理解した上で、中国共産党と対峙していかなければならないと言っている。日清戦争→日ロ戦争→日中戦争から大東亜戦争へ繋がっていく過程での諸外国の対応も客観的事実を元に書かれている。自虐日本史から脱出するための教科書的な本です。多くの人に読んでほしい。2020/10/14

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