PHP新書<br> 一度死んでみますか?―漫談・メメントモリ

電子版価格
¥679
  • 電書あり

PHP新書
一度死んでみますか?―漫談・メメントモリ

  • ただいまウェブストアではご注文を受け付けておりません。
  • サイズ 新書判/ページ数 230p/高さ 18cm
  • 商品コード 9784569647272
  • NDC分類 914.6
  • Cコード C0236

出版社内容情報

身のまわりのヒト、モノ、コトへの“愛”や“欲望”を武器に、世に溢れる大言壮語を片っ端から切り捨てる異色対談集。神は細部に宿る。

「死は絶対に経験できないけれど、だからこそ人は死に近づく経験にひかれている」と語る実力派作家と、「ぼくは臆病で、死ぬのがすごく恐いんですよ」と告白する人気漫画家による、異色のバラエティー対談。「メメントモリ」(死を忘れるな)という思いを基調に、ざっくばらんに世相を斬る。日本人の良識が壊れて、親殺し、子殺しがニュースに流れつづける現在、私たちはどのように未来を考えればいいのだろうか? なぜ人は死に近づきたがるのだろうか? 一方で、ケータイ、病気、子育て、ニート、韓流ブーム、セクハラ、ボランティア、お金、名誉、徳、さらには政治家、戦争、ナショナリズム……身のまわりのヒト、モノ、コトに対する二人の温かくて冷徹な言葉が、思わぬところで読者の視野を大きく広げてくれる。(イラスト、漫画:しりあがり寿)

●第1章 生と死のちょっと真面目なアンサンブル 
●第2章 愛と子育てとプチ・ファンタジーな日々 
●第3章 この際、自分たちの生き方を考えてみると

内容説明

実力派作家と人気漫画家による異色のバラエティー対談。「メメントモリ」(死を忘れるな)という思いを基調に、ざっくばらんに世相を斬る。日本人の良識が壊れて、親殺し、子殺しがニュースに流れ続ける現在、私たちはどのように未来を考えればいいのだろうか?ケータイ、病気、子育て、ニート、韓流ブーム、セクハラ、ボランティア、お金、名誉、徳、さらには政治家、戦争、ナショナリズム…身近なモノ、コトに対する二人の温かくも冷徹な言葉が、思わぬところで視野を広げてくれる。

目次

第1章 生と死のちょっと真面目なアンサンブル(青木ヶ原で死に場所探し;俺たち流の「メメントモリ」;死後はどうします? ほか)
第2章 愛と子育てとプチ・ファンタジーな日々(キワモノにもの申す;アヤシイ子育て談義;技術革新は退屈しのぎだ ほか)
第3章 この際、自分たちの生き方を考えてみると(書くってナンだ、描くってどんなことだ;華麗なるバイト遍歴;認められたい願望 ほか)

著者等紹介

島田雅彦[シマダマサヒコ]
1961年東京生まれ。東京外国語大学ロシア語学科卒業。83年大学在学中に書いた『優しいサヨクのための嬉遊曲』が芥川賞候補となり作家デビュー。84年『夢遊王国のための音楽』で野間文芸新人賞。92年『彼岸先生』で泉鏡花文学賞。法政大学国際文化学部教授

しりあがり寿[シリアガリコトブキ]
1958年静岡県生まれ。多摩美術大学卒業。85年会社勤めのかたわら『エレキな春』を発表。94年専業漫画家となり、2000年『時事おやじ2000』『ゆるゆるオヤジ』で第46回文藝春秋漫画賞。01年『弥次喜多inDEEP』で第5回手塚治虫文化賞「マンガ優秀賞」(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。