• ポイントキャンペーン

PHP新書
ヴァイオリニストの音楽案内―クラシック名曲50選

  • ただいまウェブストアではご注文を受け付けておりません。
  • サイズ 新書判/ページ数 251p/高さ 18cm
  • 商品コード 9784569646299
  • NDC分類 760.4
  • Cコード C0273

出版社内容情報

人気ヴァイオリニストが「クラシックの名曲」を厳選し、より深く楽しく味わうための聴き方をお伝えします。万人のための入門書。

お茶の間で人気の女流ヴァイオリニストによる初心者のためのクラシック音楽入門書。バッハ、モーツァルト、ベートーヴェンからショパン、ブラームス、バーンスタインまで、著者自身が大好きな曲を中心に50曲を厳選。アメリカのオーケストラに所属していたときの経験や、現在のソロ奏者としての立場から、豆知識や裏話を交えてユーモアたっぷりに紹介する。音楽評論家からはけっして聞くことができない本音の名言、迷言が満載!読めばクラシック音楽がもっと身近になること間違いなし!!
ベートーヴェン・交響曲第5番≪運命≫、ブラームス・交響曲第1番、マーラー交響曲第1番≪巨人≫、リムスキー=コルサコフ・組曲≪シェエラザード》、ラヴェル・ボレロ、メンデルスゾーン・ヴァイオリン協奏曲、ドヴォルザーク・チェロ協奏曲、モーツァルト・クラリネット五重奏曲、サン=サーンス・動物の謝肉祭、ヴェルディ・オペラ≪椿姫≫etc.

内容説明

お茶の間で人気の女流ヴァイオリニストによる、初心者のためのクラシック音楽入門書。バッハ、モーツァルト、ベートーヴェンからショパン、ブラームス、バーンスタインまで、著者自身が大好きな曲を中心に五〇曲を厳選しました。古今の名曲をより深く、楽しく味わうためのツボを、演奏家の立場から、豆知識や裏話を交えつつお伝えします。音楽評論家からはけっして聞くことができない名言、迷言が満載!名曲の意外な側面が明らかに。

目次

1 シンフォニー(脅かす作曲家、ハイドンさん―ハイドン/交響曲第四五番『告別』、第九四番『驚愕』;くら~い短調で始まる交響曲―モーツァルト/交響曲第四〇番、第四一番『ジュピター』 ほか)
2 管弦楽曲(ご機嫌とりの舟遊び―ヘンデル/水上の音楽;コンマスかっこいいっす!―リムスキー=コルサコフ/交響組曲『シェエラザード』 ほか)
3 コンチェルト(弾いていたのはコギャルたち?―ヴィヴァルディ/協奏曲集『四季』;マイ・ファースト・モーツァルト―モーツァルト/ヴァイオリン協奏曲第三番、第五番『トルコ風』 ほか)
4 室内楽曲・器楽曲(ヴァイオリニストの聖書―J・S・バッハ/無伴奏ヴァイオリンのためのソナタとパルティータ;世界に通用する音楽家の音は?―モーツァルト/クラリネット五重奏曲 ほか)
5 オペラ・その他(クラシック界の女王たち―マリア・カラス/アンジェラ・ゲオルギュー/サラ・ブライトマン;イタリアオペラの巨人―ヴェルディ/歌劇『椿姫』 ほか)

著者等紹介

高嶋ちさ子[タカシマチサコ]
東京都出身。6歳からヴァイオリンを始め、徳永二男、江藤俊哉、ショーコ・アキ・アールの各氏に師事。桐朋学園女子高等学校音楽科、同大学を経て、1991年イェール大学音楽学部大学院に奨学生として入学。在学中にノーフォーク音楽祭、サラソタ音楽祭、バンフ音楽祭、PMF等に参加。1994年マイケル・ティルソン・トーマス率いるニュー・ワールド・シンフォニーに入団。1995年CDデビュー。1997年本拠地を日本に移し、音楽活動を始める。明るく飾らないキャラクターで、テレビ、ラジオ等のメディアで大いにその活動の場を広げている(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

KAZOO

8
ほとんど聞いたことがあるような曲についての自分に関するエピソードなどをまじえて、わかりやすく解説してくれています。中学生から高校生向きの本かもしれません。ただ自分の経験などを時折まじえてくれているのは結構楽しいですよ。2013/07/15

Naota_t

6
#2059/★3.3/私はクラシックを全く聞かないが、著者(高嶋ちさ子)の小気味良い文章のおかげで、興味を持って、楽しく読めた。チェロを好きな理由を「不意打ちのない安心できる音が、心身ともに心地よくさせてくれること。次に音色。柔らかい毛布のような感触を耳に与え、色に例えるなら原色がないこと」、パールマンについて「彼が超絶技巧曲を弾く時の生演奏は、F1でいえば、コーナーギリギリを攻めるような、非常に挑戦的もしくは積極的な、終わった後に思わず<ブラボー>と叫びたくなるような演奏」など、著者の文才を感じます。2024/01/30

せぴあ

5
クラッシックの名曲解説だが、軽いユーモアのある語り口で読みやすく、演奏者ならではの話など面白かった。どの曲もすぐ聴きたくなった。やっぱりクラッシックはいいなあ。NHKの「ラララクラッシック」でおなじみの加羽沢美濃さんがコラムにちょびっと出てきて嬉しかった。2013/10/11

やす

5
高嶋ちさ子さんがテレビで見せる、きかない性格がそのまま文章にでているすばらしい作品。普通の演奏者ならきっと言わないようなことをガンガン書いてくれている。クラシックの案内なのか演奏者の心境を綴った本なのか曖昧ですけどとても面白かった。ここまで自分が出る文章は初めて読みました。2013/01/23

マーク

4
36 タレントヴァイオリニストが書いたものと、期待せずに読み始めたが意外に新鮮、良い。演奏者が語る曲案内はいいね。 以下メモ。 ○マーラー#5第三冒頭ホルン第四ベニスに死す ○ブラームス vcon第二オーボエ ○ブラームス 二重協奏曲 ○チャイコ ロココ風の変奏曲ロストロポーヴィチ +ドヴォルザーク協奏曲①第二テーマ5分30秒②最終楽章最初と力強いチェロ。 ○ブルッフ スコットランドマーク幻想曲 ○無伴奏バイオリン シェリング ○東京sq クラリネット五重奏 2020/05/08

外部のウェブサイトに移動します

よろしければ下記URLをクリックしてください。

https://bookmeter.com/books/446519
  • ご注意事項