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真田幸村―伝説になった英雄の実像

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  • サイズ 新書判/ページ数 209p/高さ 18cm
  • 商品コード 9784569643267
  • NDC分類 289.1
  • Cコード C0221

出版社内容情報

気鋭の歴史家が「悲劇の名将」の実像に迫る。

多くの人々に愛され続ける「悲劇の名将」の魅力はどこにあるのか。気鋭の歴史家が、その謎多き生涯を丹念に検証、実像を炙り出す。

徳川家康を散々に苦しめ、「日本一の兵(つわもの)」と称えられた真田幸村。関ヶ原の合戦や大坂の陣におけるその獅子奮迅の活躍は、『真田三代記』などの伝説となって語り継がれている。はたして、今なお絶大な人気を誇る英雄の実像とは、どのようなものなのか。気鋭の歴史家が丹念に史料を検証し、「史上最強の敗者」の魅力を炙り出す。

▼織田、北条、豊臣、徳川ら強者の覇権争いに翻弄される信州の真田家。幼少の頃より人質生活を送ってきた幸村は、知将と謳われた父・昌幸ゆずりの知略を駆使し、豊臣家再興のために立ち上がる。圧倒的に形勢不利な大坂の陣で発揮された「幸村マジック」。覇者・家康を追い詰め、震え上がらせた秘策とは何か!?

▼武士として義を貫き抜いた姿に、ファンならずとも興奮と感動を覚える渾身の歴史ロマン。


[目次より]第一章 信州の六文銭/第二章 関ヶ原と九度山配流/第三章 決戦・大坂の陣/終章 幸村伝説

●第1章 信州の六文銭 
●第2章 関ヶ原と九度山配流 
●第3章 決戦・大坂の陣 
●終章 幸村伝説

内容説明

家康を散々に苦しめ、「日本一の兵」と称えられた真田幸村。その獅子奮迅の活躍は『真田三代記』などの伝説となる。今なお絶大な人気を誇る英雄の実像とはいかなるものか。気鋭の歴史家が丹念に史料を検証し、その魅力を炙り出す。強者の覇権争いに翻弄されつつも、幸村は父・昌幸ゆずりの知略を駆使し、豊臣家のために立ち上がる。圧倒的に不利な大坂の陣で発揮された「幸村マジック」。覇者・家康を震え上がらせた秘策とは!?武士として義を貫く姿に、ファンならずとも興奮と感動を覚える渾身の歴史ロマン。

目次

第1章 信州の六文銭(幸村誕生―祖父・父は武田二十四将;柔和な性格―「国郡を支配する本当の侍」 ほか)
第2章 関ヶ原と九度山配流(家康の野望―婚姻政策、三成襲撃、大坂入城…;三成の謀略―上杉軍との家康挟撃作戦 ほか)
第3章 決戦・大坂の陣(九度山村脱出―村人の監視をどうやってかわしたか;大坂入城―名刀を帯びた山伏 ほか)
終章 幸村伝説(日本一の兵―敵味方から贈られた大賛辞;幸村伝説―語り継がれる「正義のヒーロー」物語)

著者等紹介

山村竜也[ヤマムラタツヤ]
1961年東京都生まれ。中央大学卒業。歴史作家。幕末維新、戦国時代を中心に日本史上の英雄たちの生涯を追い続ける。2004年NHK大河ドラマ「新選組!」の時代考証を担当
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

takka@乱読

16
戦国のゲームなどで一躍戦国大名の中のヒーローになった真田幸村。彼の生涯を史実を交え分かりやすく眺めることができる本!真田幸村は実は本名が別にあった!?真田家の有名な家紋の「六文銭」、実は正式名称が別にあった!?真田幸村は第一次上田合戦こと神川の戦いに参戦していない!?史実を読んで、真田幸村をより深く知りたい人におすすめです!2021/01/29

hoiminsakura

7
真田信繁。なぜ幸村になったかは不明のままこの本の中では幸村で統一される。関ケ原の前までに章を宛て、戦国乱世を生きる真田家の流浪と次男幸村の上杉、秀吉の元での人質生活。第二章は上田合戦と紀州久度山村の日々。三章で大坂の陣。九度山で父を失い失意の中、豊臣家の使者を迎え武士として働き場所を得た喜び。大坂の陣で家康からの交渉を突っぱね人として生きる道を選ぶ矜持。茶臼山では赤備、躑躅の花の咲きたる如く堂々の陣を張り、最期の戦いにのぞむ真田勢。カッコ良すぎる。とにかく詳しい。そして作者の昌幸・幸村愛が凄まじい。2022/08/26

海辻

3
幸村の年齢に関する考証などが興味深かった。2009/07/05

兵衛介

2
一般向け過ぎて物足りない。2010/09/11

ゆたか

1
★★★☆☆ 大河につられて。昌幸、信幸は大河のイメージで読めた。けど個人的に幸村は堺さん幸村のイメージとは一致しない印象かも。 躑躅の花に例えられた赤備えの景色を見てみたくなった。 ちらちら銀英伝のヤン提督思い出したのは、戦術的に勝利できても無能な上司のせいで戦略的にはついに勝利できなかったからかな。2016/02/16

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