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図で考えれば文章がうまくなる―「図解文章法」のすすめ

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  • サイズ B6判/ページ数 253p/高さ 20cm
  • 商品コード 9784569641386
  • NDC分類 816
  • Cコード C0034

出版社内容情報

<1>歴代「文章読本の名著」を図解で要約、ひと目でわかる!
<2>図で文章がスラスラ書ける、とっておきの方法を伝授!
→受験小論文、卒論から社会人の文章作法まで、この1冊で、文章の悩みはすべて解消!

内容説明

本書は、「よい文章を書きたいけれど、どうしたらよい文章を書けるようになるかがわからない」という人のために、『図解文章法』という新しい文章の書き方を提案するものである。

目次

第1章 「文章読本」は何を語ってきたか(谷崎潤一郎『文章読本』;清水幾太郎『論文の書き方』 ほか)
第2章 「文章読本」に足りなかったもの(文章の技術よりも先に学ぶべきこと;梅棹忠夫『知的生産の技術』が説いたこと ほか)
第3章 図解文章法(図から文章を書いてみよう;「図解」を「文章」にする方法 ほか)
第4章 実践:図解文章法(「小論文」;研究発表 ほか)
第5章 文章論・文章術と、文章法(文章論・文章術、そして文章法;文章の「中身」と文章の「書き方」の分離 ほか)

著者等紹介

久恒啓一[ヒサツネケイイチ]
宮城大学事業構想学部教授。昭和25年、大分県生まれ。九州大学法学部卒業。昭和48年、日本航空株式会社入社、ロンドン空港支店、客室本部労務担当等を経て、本社広報課長、サービス委員会事務局次長を歴任。ビジネスマン時代から「知的生産の技術」研究会(現在はNPO法人)に所属し、著作活動も展開。平成9年4月、新設の宮城大学教授に就任。学生とともに成長する教育者、地域とともに歩む研究者、県立大学教授としての社会貢献という3つのテーマで活発に活動している。NPO法人知的生産の技術研究会理事長。平成16年度より中国・吉林大学客員教授を兼務
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

KAZOO

9
最初に世評の高い5つの文章読本を取り上げて、何が足りないかを説明していかに図解をすることによって文章がうまくなることを説いています。確かに図解することによって要点を明確にすることがあると思います。頭の中でまとめていることになるのでしょう。逆転の発想の一種ですね。2014/01/27

シロクマとーちゃん

5
図で考えることによって書くべき内容をしっかり固めましょうという話。でも、それがそのまま、名文につながるわけではありません。著者は、最終的に「簡・明・短・薄」の文章術をすすめています。わかりやすくて、だらだらしていない短い文章。どちらかというとビジネスで使う文章を想定しています。そして薄い文章。つまり文章の厚みとか深みは、あえて期待しない文章法です。こういうのを「平文」と名付け、そういう文章法こそ平成の人には必要なのだといいます。ともあれ、図をいろいろ書きながら考えること自体は楽しいですね。 2016/05/06

こうじ

2
なるほど、これは良書。図解文章法については、これと言って特に思うことはなかったけど、全体として読み手に優しく、伝えたいことが伝わる文章の書き方を着実に伸ばすための要点を分かりやすく説明していると思った。ボクは、特に意識しないで文章を書くと、読点の位置がおかしくなりがちなんですよねぇ。iPhoneで書く時が一番顕著に、それが出る。主述の関係とか、どう書けば分かりやすいか、ボクもちゃんとした文章を書くときは気にしているつもりだけど、改めて考え方を説明されると、なるほどなぁ、と思った。2017/02/16

まる@珈琲読書

2
★★★☆☆ ■感想:文章の書き方を著した文章読本の名著に不足しているのが、書く前の考え方であるとし、その為に図解を使った骨子作りを提案している。著者が勧める簡・明・短・薄の文章になっていて分かりやすい。 ■学び:考える=理解・疑問・批判。読点の打ち方。図解は、「情報同士の関係を見極める関係学」。 ■行動:文章を書くときは骨格、流れを明確にしてから書き出す。2010/10/13

ラフロ

1
著者の「図で考える人の図解表現の技術:2002年出版」先に読んでいた。 この前著のどこをどう活用すれば、本書の事例の様な図になるのか。 その方法の超要約とでも思われるのが唯一93頁から書かれている箇所だと思うが、この文書だけで各具体例への展開は、飛躍し過ぎていてさっぱりわからない。⇒情報同士の関係を構造的に見極めるために。各情報は付箋紙やカードにして動かせる様に扱いやすく形で取り扱うといいのかな。「図で考える人の図解表現の技術」を再読しよう。2019/06/14

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