出版社内容情報
決定版 トヨタ流 最強の仕事術。
トヨタの強さの源泉は、創業以来脈々と受け継がれてきた暗黙知にある。本書はトヨタ式の物の見方、考え方、行動の仕方を紹介する。
本書は一つの貴重な意味を持っている。それは、これまで「かんばん」や「ジャスト・イン・タイム」など経営手法ばかりが注目されてきたトヨタの精神性、つまり「哲学」が明らかにされていること。換言すれば、「トヨタそのもの」がテーマになっている点だ。
▼外から見ている限り、トヨタの哲学は見えてこない。本書はそんなトヨタのブラック・ボックスとも言える部分を、トヨタ生産方式の生みの親である大野耐一氏の直弟子で、「トヨタ式の伝道師」とも言える著者が、自らのノートを紐解きながら語っている。
▼本書を読むことで、トヨタの強さの源泉が、その「行動規範」「価値観」「組織文化」にあることを知り、また読者はそれを自らのものとして吸収できるだろう。なぜならそれは、たんなる一企業の理念を超えて、多くの企業、そしてビジネスマンにとって有効な「普遍性」を有しているからだ。
●1章 トヨタ流 改善哲学―成功地図を明快に描こう
●2章 トヨタ流 問題解決の哲学―「システム」が能力を引き出す
●3章 トヨタ流 行動哲学―「今までは」に軸足を置くな
●4章 トヨタ流 失敗の哲学―小さなミスを目ざとく活かそう
●5章 トヨタ流 現場の哲学―自分について「人」に尋ねよ
●6章 トヨタ流 人間関係の哲学―「みんなで」の力を信じよう
目次
1章 トヨタ流改善哲学―成功地図を明快に描こう
2章 トヨタ流問題解決の哲学―「システム」が能力を引き出す
3章 トヨタ流行動哲学―「今までは」に軸足を置くな
4章 トヨタ流失敗の哲学―小さなミスを目ざとく活かそう
5章 トヨタ流現場の哲学―自分について「人」に尋ねよ
6章 トヨタ流人間関係の哲学―「みんなで」の力を信じよう
著者等紹介
若松義人[ワカマツヨシヒト]
1937年宮城県生まれ。トヨタ自動車工業に入社後、生産、原価、購買の各部門で、大野耐一氏のもと「トヨタ生産方式」の実践、改善、普及に努める。84年以降は農業機械メーカーや住宅メーカーなどでもトヨタ方式の導入と実践にあたった。91年韓国大宇自動車顧問。92年カルマン株式会社設立。同社代表取締役社長。西安交通大学客員教授
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感想・レビュー
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