出版社内容情報
ワンランク上の着こなしをビジュアルに紹介!
フォーマルウェアからカジュアルウェア・ファッション小物まで、ワンランク上の選び方と着こなしを男性服飾評論の第一人者がビジュアルに紹介!
著者がメンズ・ファッションという特定のジャンルにこだわる理由は、西洋のファッション先進国の男たちに比べ、日本の男たちの装いが相当に遅れているからである。お洒落という表層的な分野では、日本の男たちもあるレベルには達しているものの、お洒落と装いとはまったく別のものであるという。つまり、私たちは、世の中にどんな服があるかは知っていても、それをどのように組み合わせて服装に変換させるかという基本的な知識が欠如していると指摘するのである。
▼そこで本書は、スーツ・靴・シャツ・ネクタイ等からなる「フォーマル編」、ブレザー・セーター・ポロシャツ等からなる「カジュアル編」、鞄・腕時計・眼鏡等からなる「ファッション小物編」の3部構成59項目に分けて、それぞれの由来から装い方までを豊富なカラー写真とともにわかりやすく解説する。「変身術」とは、つまり服を服装に変化させる方法論であり、西洋でも通用する装いなのである。
[1]フォーマル編
●スーツスタイル(1)個性的に着こなそう
●スーツスタイル(2)流行に惑わされない自分を ほか
[2]カジュアル編
●ブレザー(1)普段着にも公式の場にも
●ブレザー(2)誰もがお洒落を楽しめる
●ブレザー(3)首回りに色をまとう ほか
内容説明
センスを磨けば、本物のお洒落がわかる。フォーマルからカジュアルまで、男性服装評論第一人者が豊富な写真と共に綴るファッション・バイブル。
目次
1 フォーマル編(スーツスタイル(個性的に着こなそう;流行に惑わされない自分を)
仕立服(手縫いが美しさ生む;巧みな縫製身頃が証明)
既製服(試着室に日常持参で;サイズ修正は最小限に) ほか)
2 カジュアル編(ブレザー(普段着にも公式の場にも;誰もがお洒落を楽しめる;首回りに色をまとう)
麻のジャケット(計算しつくされたシワの美しさ;晩春から初秋までお洒落を楽しむ)
シアー・サッカーのジャケット(実用的で快適なサマーウェア;アメリカ人好みの優れた機能性) ほか)
3 ファッション小物編(鞄(革こそが絶対条件;上質な鞣しで鈍い光沢を放つ)
腕時計(袖口と一体で美を醸す;目立たせず、沈み込ませて;手入れが寿命を左右)
眼鏡(顔を“装い”服と調和も;印象度が強いブリッジ;テンプルの歪みに注意) ほか)
著者等紹介
落合正勝[オチアイマサカツ]
東京・築地生まれ。立教大学法学部卒。ジャパンタイムズを経てフリーに。ジャーナリスト、メンズファッション・コメンテーター。『クラシコ・イタリア札讃』(世界文化社)など、服飾に関する著作は、海外でも高い評価を得る。1997年、伊・フィレンツェ市長より、イタリアのファッション批評が評価され「ベスト・ペン・プライズ」授賞。98年には、同じくイタリアのクラシック・ファッション批評により、東洋人としては初めての「クラシコ・イタリア大賞」受賞。現在、新聞および雑誌並びに多数連載および寄稿
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