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スローキャリア―上昇志向が強くない人のための生き方論

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  • サイズ A5判/ページ数 245p/高さ 20cm
  • 商品コード 9784569635743
  • NDC分類 159
  • Cコード C0034

出版社内容情報

自分らしい、満足度の高いキャリアの見つけ方。

上昇志向の強い生き方がファーストキャリアなら、キャリアアップ自体に価値を置かないのがスローキャリア。働くことの意義を問う本。

「スローフード」や「スローライフ」という考え方が注目を集めている。経済的な豊かさや効率の追求だけではなく、より自然と調和しゆったりとしたライフスタイルへの志向を願うキーワードだ。「スローキャリア」もこれに近い。遅い出世を意味するのではない。

▼キャリアアップや組織で出世することだけに血道を上げ、本来のキャリアの目的から逸脱する上昇志向の強い人だけが「勝ち組」であるという考え方に疑問を投げかける。

▼自分にとって満足できる働き方とは何か。これからの「幸せなキャリア」とは何か。そんな問いに本書は応えてくれるかもしれない。職業選択に悩む学生や出世競争に意味を見出せない中堅社員、部下のやる気のなさを嘆く管理職や経営者まで、働く人すべてに問題提起するのが「スローキャリア」のすすめである。上昇志向が強くなくても、人生の「負け組」ではないのだ。

●序章 あなたはキャリアについて勘違いしていないか 
●第1章 キャリアに関する7つの誤解 
●第2章 スローキャリアとそうでないキャリア 
●第3章 スローキャリアの7つのポリシー 
●第4章 幸せのキャリアをつくる10の行動特性 
●第5章 スローキャリア重視の人材マネジメント 
●第6章 スローキャリアにおける判断のものさし 
●第7章 スローキャリアにおけるさまざまな選択肢 
●第8章 スローキャリアとスローライフ 

内容説明

あなたはこんな症状で悩んでいませんか。焦り症候群、逃避症候群、思い込み症候群、考えすぎ症候群。キャリアにはアップもダウンもありはしない。“幸せなキャリア”づくりがあるだけだ。

目次

序章 あなたはキャリアについて勘違いしていないか
第1章 キャリアに関する七つの誤解
第2章 スローキャリアとそうでないキャリア
第3章 スローキャリアの七つのポリシー
第4章 幸せのキャリアをつくる一〇の行動特性
第5章 スローキャリア重視の人材マネジメント
第6章 スローキャリアにおける判断のものさし
第7章 スローキャリアにおけるさまざまな選択肢
第8章 スローキャリアとスローライフ
終章 スペシャル対談「幸せなキャリアづくり」をめざしているみなさんへ

著者等紹介

高橋俊介[タカハシシュンスケ]
1954年、東京都生まれ。日本国有鉄道(現・JR)、マッキンゼー・ジャパンを経て、89年、ワトソンワイアットに入社。93年、同社代表取締役社長に就任。97年7月、同社を退社し、ピープル・ファクター・コンサルティングを設立。2000年5月からは、慶応義塾大学大学院政策・メディア研究科教授も務める
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

Jun Sasaki

16
上昇志向キャリアだけの仕事観に疑念を持つ人に向けた、プロフェッショナルキャリア構築の指南書。今ならば、こんな議論はJDの整備とともに解消されるはずですが、出版が2004年ということもあり、サウスウェストのような(米国にしては)メンバーシップ雇用重視の企業を礼賛するなど、著者の立ち位置が不安定。中盤には自身の経験の押し付け?というくだりも散見されるなど、残念ながら読んでいて気持ちの良いものではありませんでした。2021/02/27

石井寛人

4
〈要約〉上昇志向が強くない人のための生き方、働き方について。〈感想〉上昇志向であることが必ずしも正しいというわけではなく、人はそれぞれに合った働き方をすべきということに新しい気づきを得た。自分もパパになる上で本当に大切なことは、より高い地位や収入を得ることよりも、自分のキャリアに対して満足感を得て生きていくことだと思った。〈活かせること〉①未来を描かずにそのときその瞬間に起こる変化を楽しむことで、柔軟な考え方を得ることができる。②スローキャリアという働き方を理解することで、新しい発見を得られる。2015/03/29

abekinu

4
周囲に大きな目標を持っておりガツガツ動いている人が多く、自分はこれで良いのかな。。。と思っているところに出会った本。のんびりでも良い、まずは小さなことからでも。大きな目標でなくても良いけれど小さな、まずはできることから。2014/08/18

ひろ

3
上昇志向にとらわれないキャリアのあり方を示す論説。どのようなキャリアが良いかは人それぞれなので、この本にある考え方を理解して、自分が何を望むかを振り返るのが良いと思った。2019/11/17

カン

2
52021/03/17

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