出版社内容情報
「文化の経済学」へのパラダイムシフト。
私たちはモノの豊かさだけで満足なのか? 「市場」と「文化」の関係を分析する新しい経済学の試み。
「市場の経済学によれば、人が少し変われば世の中が少し変わるの」
▼――じゃ、文化の経済学のほうは?
▼「人が少し変わると世の中が大きく変わる瞬間があるのよ」
▼――ああ、そうか。時代の流れの分かれ目を見極めることが大切というわけね。
▼いま、市場と文化の関係を分析する新しい経済学が注目されつつある。本書はその息吹きをファンタジーという形式でわかりやすく提示する。
●第1章 図書館
●第2章 アラビア
●第3章 東の方
●第4章 家
●第5章 塔
内容説明
文化は市場で出会い、市場は文化が育む。市場と文化が織りなすファンタジー。本の森を通り抜けた女の子が出会うのは…新しい経済学の息吹き。
目次
第1章 図書館
第2章 アラビア
第3章 東の方
第4章 家
第5章 塔
著者等紹介
松井彰彦[マツイアキヒコ]
東京大学大学院経済学研究科教授。1985年東京大学経済学部卒業。1990年ノースウェスタン大学M.E.D.S.にてPh.D.取得。ペンシルバニア大学経済学部助教授、筑波大学社会工学系助教授を経て現職。研究分野は経済理論、ゲーム理論、貨幣経済学
スドウピウ[スドウピウ]
東京生まれ、千葉育ち。多摩美術大学グラフィックデザイン科卒業。岡本一宣デザイン事務所を経て、1999年からフリーのイラストレーターとして仕事を始める。主な仕事は雑誌、書籍、雑貨など
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
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